2006-03-23

須坂とマトリックス

 于くんと一緒に須坂に出張してきた。上野から長野までの1時間30分、持っていった前作「脳の中の幽霊」に続く「脳の中の幽霊、ふたたび見えてきた心のしくみ」(V.S.ラマチャンドラン:著/山下篤子:訳/角川書店)を読み終えた。一部に重複するところはあるがラマチャンドランの相変わらずのユーモアがあちらこちらに顔を出し、難しい神経科学の話しが分かりやすい脳の活動として語られていて興味深い。
 「脳の中の幽霊」2冊を読んで、数年前に大流行した映画「マトリックス」が思い浮かんだ。
 この映画の脚本・監督を担当したウォシャウスキー兄弟(ラリー、アンディ)はラマチャンドランの著作に触発されて「マトリックス」を撮ったのではないかと考えたくなる世界が、脳の中にはありそうだ。
 須坂駅を出て昼食、と駅前を見渡したが「人がいないッスネ〜。」と于くんがポツリ。見つけたラーメン・餃子店は中国・温州の人がやっている店だった。
長野電鉄長野線須坂駅ホームに立つ于くん。

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