2006-08-12

透析と全摘

 昨年4月から人工透析を受けている静岡のAさんから、先月子宮全摘出手術を受けたとメールで知らせてきた。身近にも人工透析を受けている人間がいるので日常生活の中でその負担の大きさが分かるだけに「その状況でさらに手術?」という思いが先に立ち、どう返事を書いたものか思案がつかなかった。本人にとって子宮全摘が持つ意味は男が脳で理解するよりずっと重いものがあったはずだ。
 飾る必要のない古い知人なので感じたまま思ったままを書き送ったが、こういう知らせは胸が痛みかける言葉にも悩む。
 腕が痛むくらいでヤイヤイ言っている内はまだまだ喜ばしい状況なのだなと改めて思った。

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