2008-05-31

紫嫣 (Ziyan) ちゃん

 北京の任くんが紫嫣(Ziyan)ちゃんの近影を送ってきた。そろそろ9ヶ月、人様の子供でも赤子の無垢の瞳には惹きつけられる。

2008-05-30

マティーニ

 幻の…とまでは言わないが出会った人が全員『今まで呑んでいたのは何だったんだ?』と衝撃を受けているというマティーニがこれ。
 材料が特別なのではなくて作り手が特別なのだ。
 昨夜、一人Blossomでハバティーニを呑んでいると背後のドアが開いて入ってきたのは淡いクリーム色のジャケットを着た毛利隆雄さんだった。毛利さんはバーの世界では知られた一軒、銀座の「MORI BAR」のオーナーバーテンダーでBlossomのオーナーでもある。Blossomには週に一度来ているそうだが知らなかった。Blossom開店以来お邪魔しているが毛利さんには今日初めてお会いしたのだ。
 カウンターに入った毛利さんに早速毛利マティーニと言われる氏のマティーニをお願いした。今日一杯目のハバティーニ(ハバナ・マティーニ)も毛利さんのオリジナルカクテルだ。

2008-05-29

DOWNLOAD DAY

 WindowsとMacintoshのどちらにも常に同じバージョンが提供されているフリーのウエブ・ブラウザー「ファイアー・フォックス(FireFox)」が面白いキャンペーンを準備している。
 興味がある方は以下のアフェリエイトをクリックしてみて欲しい。音が出るわけでも、エッチサイトに飛ぶわけでもないので安心してクリックして欲しい。
Download Day - Japanese

2008-05-28

字游工房

 視覚に障害を持つ人達のための本造り(点字による本や大活字本)に力を注ぐグラフィックデザイナーの高橋貴子さんを紹介するために字游工房にお連れした。気がついたら2時にお邪魔してから2時間30分以上も経っていた。
 『弱視の子供達の教科書を作るためには、近頃はやりのユニバーサルフォントとは異なる観点からアプローチして作られた専用のフォントが必要だ。』と高橋さん。大活字本を作ってきた今までの経験から導き出された結論だそうだ。そんなフォントで作られた本を必要としているのは弱視者に限ったことではなく世の中に広く大勢いるのだとも語っていた。
 鳥海さんも岡沢さんもお忙しい中を長時間にわたって高橋さんの話に身を乗り出し、耳を傾けてくださった。
 この出会いで何かが生まれそうだ。

2008-05-27

厚生年金

 先日社会保険庁から送られてきた「ねんきん特別便」を持って朝から港社会保険事務所に並ぶ。保険事務所には8時45分に着いたのだが既に大勢の人が業務が始まるのを待っていた。
 社会保険事務所に行ったのは送られてきた「ねんきん記録便」に6年間のブランクがあったからだ。相談窓口は一般の相談窓口とは別に「ねんきん記録便」専用窓口が3つ用意されていた。担当者の対応は大変に丁寧で予断無くこちらの知りたいことを聞いてくれた。ただ『お客さま』と呼びかけてくるのには違和感があり最後までなじめなかったな。
 ブランク期間は改めて紙ベースの台帳に当たって調査し、結果は郵送で知らせてくれるという。姓名を間違えて呼ばれることはないか、間違えられるときはなんと呼ばれることが多いのかを聞かれた。
 調査結果が発送されるまでに3ヶ月かかるそうだ。

2008-05-26

影が濃い

 午前中から道路やビルの輪郭がクッキリ。路上に落ちる自分の影も濃い。雲が切れると夏だ。

2008-05-25

TURN POINT

 学生航空連盟(SAF) 教官の久野浩樹さんが『"TURN POINT" THE SOARING YEAR BOOK OF JAPAN』を届けてくれた。素人風に言えば「日本グライダー年鑑」か?
 この年鑑はタイトルが示すように日本のソアリング(グライダー)クラブの活動状況を、豊富な機体の写真とともにレポートしたものだ。機能美溢れるグライダーの写真満載の一冊は門外漢が見ていても楽しい。
 掲載記事の中に4ページにわたるあの「Ka8b」が特集されている。Ka8bに新しい命が吹き込まれてゆく様子を遠くから見せていただいた者としても嬉しい特集だ。
 始めの見開きは同連盟の松倉忠明さんが学生飛行連盟運営の様子を紹介している。
 続く見開きでは久野さんが学生にとってのKa8bの意味を大変に分かりやすく書いていいる。その上、前出の我がウエブページ「Ka8bのレストア」まで紹介してくださった。

2008-05-24

唐園、妙典

 唐園でのランチ後に店長の陳さんを挟んでグラフィックデザイナーの高橋さんと画家の鳥海さん、料理に大満足されたようで一安心。
 目黒から妙典に移動してパフォーマンスダンサー川畑さんの部屋でポットラックパーティー。こちらのお仲間はウェッブデザイナーの竜太くんと網膜剥離の手術をしたばかりという岡見さん。
 川畑ホステスの人柄で話題は性から地球温暖化までと多岐にわたり、あっと言う間に閉会予定の10時になってしまった。

2008-05-23

ハバティーニ

 希少種をクリアした後で、京都で作ってもらったハバティーニが微妙な味だったのでオリジナルを飲みたくてBlossomに。
 入った時間が遅かったせいもあり気づいたら最後の客になってしまった。珍しくスタッフが全員いたので記念に一枚。皆さん、今日はよほど良いことがあったらしくて素敵な笑顔で並んでくれた。

希少酒

 中国通の新井さんが北京のお土産だと言って持ち帰った北朝鮮のお酒。滅多に手に入らないものだそうで、箱にも瓶に野朝鮮人参の絵が描いてある。
 アルコール度数は40度、味は朝鮮人参の味そのもの。赤坂の「火鍋屋」に持ち込み于くんとともにクリア。

2008-05-22

キャピトル東急ホテル

 NTT DoCoMoが入っている山王パークタワーの左側、山王日枝神社の鳥居の上がポッカリ穴が空いていたようだったが建設重機の姿が見えるようになった。
 いよいよキャピトル東急ホテル跡地の再開発工事が進んできたようだ。ここにどんなシルエットが姿を見せるんだろう。

2008-05-21

京都(4)Stardust Club

 ホテルのバー「Moon Light」でハバティーニを一杯。出てきたグラスが松脂臭い。ホテルのバーテンダーはいくら何でもプロフェッショナルだろう。そう思ってしばらく思案していた。
 一すすりしてみたがやっぱりこりゃジンだ。今夜は未だジンとラムを間違えるほど呑んでないぞ。
 ステアしてくれたバーテンダーにそっと声をかけて「ジンベース?ハバティーニって頼んだんだけど。」えらく恐縮されて「聞き違えました、滅多に注文がないので。」
 もちろん直ぐにマティーニを下げて作り直してくれた。そんなことをしているうちに今出哲也(p)、池田杏里(vo)によるJazz Nightが始まった。
 「Moon Light」を出て蹴上駅から地下鉄に乗って先斗町に出た。探している「Hello Dolly」は直ぐに見つかった。ドア横のショーウインドウが気が利いている。
 「Hello Dolly」のはす向かいで見つけたのが「Stardust Club」。こちらはJazzだけでなくBluesSoul、Gospelの演奏もあるようだが今夜はライブ無し。

2008-05-20

京都(3) 南禅寺

 「花伝」から移動して宿泊している蹴上の「ウエスティン都ホテル」5階に不思議な空間がある。
 彫刻家井上武吉が設計した中庭で「哲学の庭」と名付けられている。中央の石ドイを流れ落ちる水音を聞きながら石橋に立っているとシュールな空間に身を置いている気分になる。
 ホテルの部屋から大きな屋根が見えるのは「南禅寺」らしい。歩いても10分ほどだというので行ってみた。重要文化財に指定されている藤堂高虎によって造られた「三門」は火にあったように黒光りしており遠目でも凄みがある。
 南禅寺境内を右奥に進むと赤煉瓦造りの「水路閣」に出会う。木造の大きな三門や法堂と煉瓦造りの水路の共存に違和感が無いのはおもしろい。

2008-05-19

京都(2) 『成田 久 個展』

 銀閣寺(東山慈照寺)は何十年ぶりだろう? タクシーに乗って行く先を告げたら修復工事が始まっていて見ることができないと言われたがせっかくなので行ってみた。
 緑が濃くなってきた庭の中で銀閣寺はスッポリと覆いに囲われていた。
 入場券売り場で聴いたところ、修復工事は今年の2月に始まったそうで完成は2年後とのこと。修復工事が終わったらどんな銀閣寺になっているんだろう、真新しい銀閣寺なんだろうか?再訪して確かめるしかないナ。
 四条河原町の「ギャラリーギャラリー」で『成田 久 個展 -衣殖[いしょく]/ ISHOKU-』を見た。とにかく色がきれいだ。古い着物を縫い合わせたという『衣殖』はその布地から消えない情念が立ちこめているようだ。
 昨日、家を出るときに偶然彼のお母さんと出会い久くんの個展のことを知らされた。今日はウィークデーなので彼に会うことはなかったが、一言感想を伝えたかったな。

2008-05-18

京都(1) 六角堂

 通された部屋の壁に筆書きの手紙のようなものが腰板のように貼ってある。よく見ると傍点が振ってあったりツレやシテの表記もある。能の台本のようだ。どこにも使い古された痕がないのでこんな模様の壁紙かもしれない。
 泊まった宿は六角堂通りの「花伝」。
 花伝から歩いて5分ほどに聖徳太子ゆかりの「六角堂」ある。山門脇の説明板を読んで、いけ花の「池坊」がこの六角堂とが深い関わりがあることを知った。

2008-05-17

ねんきん特別便

 社会保険庁から「ねんきん特別便」が届いた。「年金」ではなく「ねんきん」になっているところミソか。
 働き出してから今日までの職歴が一目瞭然だ。年代を追って記録を確認してゆくと35歳からの5年10ヶ月間がブランクなっている。こんなに長期間無職であった記憶がない。
 再度、社会保険庁に出向くことになるのか、面倒なことだが自分のこれからの生活基盤に関わることだ。ここはやらざるを得ないな。

2008-05-16

Bar JAZZY

 馬喰町の交差点から2本目の細く暗い道を入ると奥の方に一カ所だけ明るく点る小さな看板が見えた。近づくと目指してきた"Bar JAZZY"だ。
 狭い階段を下りて突き当たりのガラス張りのドアを開けると何のてらいもないカチリとした空間で、かつて新橋にあったバー『機関車』を思い出した。
 嬉しいことに会場には高橋邦博ご夫妻もお見えになっていて久しぶりに近況を伺うことができた。Bzr JAZZYの赤のハウスワインは美味しかったので特記しておく。
 今夜ここに来たのは、このユニットの演奏を聴くため。それもは5年ぶりくらいじゃないだろうか。ベテランの岡部さんや栗原さんのサポートで、唄もMCもすっかり上手になった加藤さん、初めて聞いたときよりも音の繋がりが滑らかになっている根岸さん、ともども今夜の聴衆に楽しい時間をプレゼントしてくれた。
 左から加藤文代さん、岡部正二さん、根岸 徹さん、栗原和夫さん。

2008-05-15

車内放送

 久しぶりに地下鉄車両内のアナウンスへの苦情。
 北千住を出て綾瀬駅に入る頃『本日は車内混雑のため3分遅れで綾瀬駅到着となります。お忙しいところ電車が遅れまして心よりお詫び申し上げます。』
 3分の遅れで『心よりお詫び』だと、10分も遅れたらなんと言って詫びるんだ。こんな言葉遣いをするから言葉の意味がデフレーションを起こすんだよ。心のこもってないこんな車内放送、何の役にも立たないし、第一こんな放送を繰り返されると耳障りだし煩いだけだ。エクスキューズのための車内放送なんか聞きたくない。
 乗客が多いのが遅れた原因で俺たちのせいじゃないよっていう気分が前面に出ている車内アナウンスだ。

2008-05-14

ESEC 2008

 東京ビッグサイトで今日から三日間の予定で"ESEC 2008"が始まった。
 初日の今日、勤務先が出展したブースに立ってみたが来場者が昨年よりさらに増えているようだ。
 閉展後、ブースをサポートした勤務先の営業マンや技術サポーター達と国際展示場正門駅前のレストランで食事をした。台湾から応援に来ている口数の少ない開発窓口担当のMSくんがウエイトレス嬢の一人に一目惚れ。
 彼女にお願いしてツーショットに収まってもらった。いやな顔をせずにカメラに収まってくれたお嬢さんありがとう。写真はきっと店まで届けます。

2008-05-13

先斗町

 前日の園田、十三、梅田の呑兵衛ツアーから京都に戻る。京都駅前の和風焼き肉屋で夕食をとりながら呑み先斗町に移動、何処かの階段を上った先のジャズバーでSP盤のかすれた演奏で呑む。気がついたら先斗町のおおかたの灯りは落ち日付も変わっている。
気勢を上げる成さんと于くんに引きずられて、この直後に木屋町通り三条の長浜ラーメン「みよし」で夜食。「ウコンの力」の効き目も力が尽きた。

2008-05-12

園田センター

 阪急園田駅前から伸びる通称「おけら街道」を5分ほど入って行く。おけら街道の行く先はアラブ馬の競馬で有名だった「園田競馬場」だ。
 街道に入ってしばらく歩くと左手に園和小学校が見えてくる。小学校の更に先右手角をひょいと折れたところに大きく鮮やかなブルーのヒサシに同色の暖簾を掛けた店がある。暖簾には「サントリー生ビール 園田センター」と白く抜かれた文字があるので行けば直ぐ分かる。
 カウンター前の品書きの上に重なるように往年の銘酒「サントリーホワイト」とラベルが剥げかかった「Hi Chu」のジャンボボトルが並ぶ。
 名物は真夏でも「おでん」だそうで、冬の粕汁は熱燗で頂くともう言うことがないそうである。
 ご主人は当年76歳になると言う穏やかな笑顔で『後期高齢者医療制度を導入した福田っていうのは何も分かっておらん…。』と歳を隠していっそ強面だった。
 40年前も今も、店内もご主人も(そして写真を撮らせてもらえなかった女将さんも)変わらぬ、ここは知る人ぞ知る角打ちのメッカだ。

2008-05-11

赤といちご煮

 もう何十年も前のことだが、仕事で八戸に行ったときに地元の担当者が「いちご煮」を食わせると言って大きな料理屋に連れて行ってくれたことがある。当時の私は若かったこともあり何も知らず、苺を煮たものなんぞ気色悪くて食えるかと思いながら年上の担当者の後をついていった。
 出されたのが大きな塗り鉢にたっぷりと入った汐の香も高いウニとアワビの潮汁だった。担当者はとまどい顔の私を嬉しそうに見ながら「いちご煮だ、食え。」と一言。以来今までに数回しか口にする機会を得ていない。
 八戸市鮫町の「味の加久の屋」から「いちご煮」の缶詰が出ているのを知った。缶詰のラベルに書いてある「いちご煮炊き込みご飯」にしてみたが炊きあがる時の香りが烏賊飯でも作っているのかと思うくらい汐の香が高かった。
 本来なら白を開けるのだろうが我が家に白ワインの買い置きはない。ミスマッチかもしれないがBordeauxの"Chateau Jandille 2000"を開けた。案外、この赤ワインの干した果物の香りが「いちご煮炊き込みご飯」に合うのだ。

2008-05-10

藍形染

 松原染色工房で活動する作家達の作品展で爽やかな空気を吸ってきた。タワーホール船堀で開催されている「伝統工芸藍形染展」は今年で14回になるという。
 写真は案内状を送ってくれた染織家の杵渕由美子さんと松原染色工房の松原考司さん。二人の背後の作品は松原考司さんの手になる「輪紋」。格子模様を幾度も重ねて微妙なモワレが表現されている。
 こちらは松原染色工房の松原與七さんの「枯木朝」。藍色のきれいなグラデーションが染めで表現されている。大変な工程と繊細な作業の結果生まれた作品だ。

2008-05-09

欧米文化の底流

 『死海文書の謎』がマイケル・ペイジェントとリチャード・リー二人の共著を読んだ最初の一冊だった。史実をつなぎ合わせて大胆な推理を重ねてゆく二人の語り口に引き込まれた。続いて同じ共著の『レンヌ・ル・シャトーの謎』を読んでしばらくしたら『ダ・ヴィンチ・コード』が話題になってビックリした。
 この手の本はヨーロッパでも大ベストセラーになっていることを翻訳者の後書きで知ったのだが、ヨーロッパは新教、旧教の違いはあってもキリスト教が生活の隅々まで行き渡っていることを思えば当然だろう。
 間もなく読み終わる『テンプル騎士団とフリーメーソン』もマイケル・ペイジェントとリチャード・リー二人の共著だ。サブタイトルが「アメリカ建国に至る西欧秘儀結社の知られざる系譜」だ。全500ページ余りの最後の50ページで負ける理由のない大英帝国軍が何故植民地軍(独立軍)に破れたのか、その秘密に迫っている。それ以前の450ページはテンプル騎士団とフリーメーソンの繋がりを証明することに当てられている。
 どの一冊も新刊ではないが、欧米文化の底流を覗くことができる面白い本だ。

2008-05-08

SP3

 職場で使っているPCと個人所有のPCのWindowsにUpdateをかけた。最初にインストールされたのは既にインストールされているはずの「Windows確認ツール」コンポーネントだった。
 それからが長かった。SP3をインストールするのだが、最初に現在のシステムをアーカイブしながらバックアップすると言ってきた。ステータスバーがなかなか進まない。バックアップが終わってダウンロードが始まり続いてインストール。30分以上立ったろうか、やっと終わるかと思ったら表示されたメッセージに「一部がインストールされなかった」とある、なんじゃそれ。
 それでも思い直してリスタート、再度Windows Updateで追加アップを試みるがアップデートはないという。
 更新履歴を見たらSP3は正常にインストールされているらしい。なんだかユーザーを不安にさせるアップデートだ。そのまま使ったが別に不都合は起きないようだ。ただ、SP3を当ててしまうとIE 7をIE 6に戻すことができなくなると聞いた。Media Playerを起動するとVersion 11にアップデートされた。それからSP3にして最初にWindows Live Messengerを起動するときもインストール画面が現れた。
 机を並べて仕事をしているMさんは私と同じマシンを使っているのだが、このSP3を当てるときにエラーが発生してどうしてもアップデートできなかった。結局HDDをイニシャライズしてOSの再インストールから始めることになってしまった。
 SP3を当てるときは時間に余裕があるときにした方がいい。
 私は2台ともアップデートできたが、私がラッキーだったのかMさんがアンラッキーだったのか、どちらにしても怖い半日だった。

2008-05-07

ガソリンの値段

 昨日はガソリンを入れなければなと思いながら走り、ガソリンスタンドの前を通る度にレギュラーガソリンの値段をチェックした。スタンドによって1リッター当たり151円から157円と幅があった。
 帰宅してから古いツーリングメモを引っ張り出してガソリンの値段を調べてみた。毎月給油しているわけではないが通年で給油している。一年で一番低い数字を抜き出したら以下のようになった。偶然かもしれないが全て5月以前の数字だ。

 1991年5月 114円
 1992年1月 114円
 1993年1月 121円
 1994年1月 112円
 1995年2月 112円
 1996年2月  84円
 1997年2月  98円
 1998年2月  90円
 1999年1月  82円
 2000年2月  91円
 2001年3月  92円
 2002年3月  91円
 2003年5月  98円
 2004年2月  94円
 2005年1月 103円
 2006年1月 119円
 2007年5月 122円
 2008年4月 135円

 もちろん同じ時期でもスタンドによって値段は違っているが1999年1月には1リッター82円で入れている。
 昨日は151円のスタンドを利用した。

2008-05-06

サトル・タカダ 彫刻展

 ここも甚兵衛大橋傍にあるメタル・アート・ミュージアムは「サトル・タカダ彫刻展」開催中(5月18日まで)。屋外展示場に一点だけ展示されている作品は"The Caain"。大きくて迫力のある作品だ。
 作品を見ていてオリンピックの五輪を思い浮かべた。北詰館長がそっと教えてくれた話によると数年前に実施された北京オリンピックを記念するコンペに応募した作品らしい。
 五つの銀色の輪が蒼空を背景に浮かんできれいだ。

日本なまず

 昼食は馬頭観音を離れて甚兵衛大橋そばのレストラン水産センターでうな重を、と思ったが何時も同じなので今日は蒲焼きのタレの匂いに負けてしまう前に「なまず定食」を注文。
店内のあちこちに『日本ナマズをご賞味ください』と張り紙がしてあるのは以前から気づいており、今までに一度だけなまずの天ぷらを注文したことはあるが定食は初めて。小さなお鉢に入ったご飯が付いて¥1,370円。この中ではやっぱり天ぷらが一番美味しいかナ。
メニューを見ていてうな重の値段が一割強ほど上がっているのに気づいた。レジカウンターの下に「価格改定のお知らせ」が張ってあった。
張り紙に曰く「原油の高騰」、曰く「シラスうなぎの高騰」、最後に曰く「市場での国産物の不足」。¥2,200円だった特上うな重が¥2,500円になってしまった。

印旛沼周辺

 印旛沼の畔、飯野にある馬頭観音(飯野観音)裏に携帯電話の中継アンテナが建っている墓地がある。
 このアンテナ、黄泉にお住まいの方々との交信用に設置されたものらしい。
 その馬頭観音の本堂横に樹齢400年を越す佐倉市の保存樹がある。
 一本の木に「マキ、ケヤキ、クロマツ、スギ」が共棲した珍しい木だ。その洞の内部が何やら怪しげだ。
 馬頭観音脇の細い坂道を下り船戸大橋を渡ると春は一面のチューリップで覆われる「佐倉ふるさと広場」に出る。
 シーズンが終わったチューリップ畑はブルドーザーですっかり鋤返されていた。
 キャタピラーの形が珍しいCATのブルドーザーは湿地用なのか今まで見たことがないタイプで可愛らしい形をしている。

2008-05-05

大凧あげ祭り

 江戸川に架かる宝珠花橋を庄和町側に渡ると河川敷がにわか駐車場になっている。土手の家族連れは三々五々弁当をとりながら雲の多い空に揚がる連凧や12畳凧をを楽しんでいた。
 凧に混じって白い翼をゆったりと旋回させているのは、川を挟んで隣接する関宿滑空場から曳航機に引かれて離陸したグライダー達だ。
 土手の裏側には祭りに欠かせない屋台がひしめき、焼きそばや焼きイカの匂いを辺りに漂わせてお祭り気分を盛り上げている。
 今日の「庄和の大凧(たこ)あげ祭り」の主役は縦15m、横11m、重量800kgもあるこの凧だが、揚がるのを見届けることなく会場を離れなければならなかった。

2008-05-04

関やど

 松戸駅西口本町のはずれにある「そば処関やど」は松戸では評判の古い蕎麦屋だ。明治38年に創業の地千葉の流山から現住所に移転したと言うから老舗と言えるだろう。
 ほぼ二年ぶりに尋ねてみた。席に着くと直ぐに桜茶(桜湯)を出してくれるのは変わらない。おめでたい席でないと口にする機会がない桜茶なのでこれは嬉しい。
 鴨せいろうを注文したが蕎麦の量が以前よりも少なくなっていないだろうか。値段も¥1,100円と随分高くなっている。蕎麦の味も薄くなったように感じたのは久しぶりだからだろうか?
 値段、味、量とどれをとっても残念だが西宝珠花の「竹舟」の鴨じる蕎麦に軍配を上げよう。

2008-05-03

Christmas Dream

 趣味でシャドウボックスを作り続けている野崎さんの新作のタイトルは季節外れになってしまったが「Christmas Dream」。彼が今までに習得した技術の全てを注ぎ込んで完成させた高密度な作品だ。
 その余りにも緻密な世界を小さな写真で再現することは不可能だが、写真をクリックして拡大表示しその雰囲気だけでも感じ取って欲しい。

2008-05-02

上海酢豚

 ここで二度ほど紹介した上海料理の店「唐園」の酢豚(糖醋小排)は豚肉だけで人参やピーマン、玉葱などの野菜類は一切入っていない。上海風豚肉だ。肉はご覧のように食べやすい大きさに調理され、口に入れると歯にあたる筋もなく調理にたっぷり使われている黒酢(上海に近い鎮江の本場の黒酢だ)の香りが口中に広がる。
 唐園に行ったら忘れずに注文して欲しい。

2008-05-01

アンケート

 社団法人全国市街地再開発協会から「分譲マンションの建て替えに関するアンケート」が送られてきた。アンケートの説明文によれば分譲マンションは現在全国に約523万戸あり、約1,300万人がそこで暮らしているという。この内建築後30年以上経過した建物が約63万戸に上るそうだ。この数字が大きいのか小さいのか分からないが我が住まいも既に30数年経過している。
 アンケートの内容は内閣府、法務省、国土交通省の依頼によるものでマンション建て替えの実態調査だ。A4サイズで11ページに及ぶアンケートに答えながら、我が住まいの行く末を案じざるをえなかった。