2010-07-27

デジタル教科書教材協議会

 『デジタル教科書教材協議会は、すべての小中学生がデジタル教科書・教材を持つ環境を整えます。その実現を図るためのコンソーシアムを形成し、課題整理・政策提言・ハード・ソフト開発・実証実験・普及啓発を進めます。(デジタル教科書教材協議会案内パンフレットより)』
 明治記念館で開かれた同協議会の設立シンポジューム会場は満席、立ち見まで出たほど盛況だった。 
 ヨーロッパや韓国から大きく後れをとっている日本のこの分野だが、シンポジュームの盛況は新しいビジネスチャンスを模索する人達の熱気の現れとも言えるのだろう。

2010-07-26

Bar AVANTI

 赤坂の "Blossom" を卒業した野口さん、岡崎さんがバーの激戦区銀座に店を出した。
 銀座8丁目の信号で銀座博品館劇場と首都高速道路の間を入ってホテル・コムズ銀座の真向かいのビル、マキシドビル4階で今日オープンした "AVANTI" が二人の新しい、そして真の城だ。
 マキシドビルに入ると正面エレベータ横には既に大きな花が飾ってあった。
 エレベーター横の各階案内表示の「4」の所に "BAR AVANTI" と書き込まれている。
 エレベーターのドアが開くと目の前が "AVANTI" だ。
 入り口左上に控えめに "AVANTI" の白い文字が浮いている。ドアと同じ高さの木製の取っ手が付いたドアにはガラスが嵌め込まれ中の様子をうかがうことができる。入り口はお洒落だ。これだけで "AVANTI" は入りやすい店だと思える。
 午後5時ちょうどにドアを開けたのにカウンターには "Blossom" の白川さん、知念さん、新井さんの顔が並んでいた。
 店内がシャープでどことなく爽やかなのは二人の個性の反映か。通路も席もゆったりしていて、低めのカウンターに座ると初めてなのに落ち着く。椅子はスツールではなく四本足の椅子で長居してしまいそうなくらい座り心地がいい。
 お祝いの花が店内狭しと並んでいる。"AVANTI" にたどり着くまでの二人の仕事ぶりと人柄がここにも現れている。二人は多くを語らないが "Blossom" を出てからこの日を迎えるまで、初めて経験する厳しい現実と試練の日々の連続だったのではないだろうか。
 今日と明日はグランドオープン前のレセプション、何を飲んでも無料だと聞くと却って遠慮が働いてしまう。
 空いている席に着くと直ぐにシャンパンを出された。
 『野口さん、岡崎さん、"AVANTI" の開店おめでとうございます!』
 洒落た「つまみ」もゆっくりしていけとそそのかしてくる。
 レセプション初日の今日は "Blossom" から長沼さんが助っ人でカウンターに入っていた。
 野口さん、岡崎さんの健康と "AVANTI" の繁盛を念じて止まない。
 BAR AVANTI
  東京都中央区銀座8-5-13 マキシドビル4階
  電話: 03-3571-7885
  営業時間: 月~金 18:88-26:00/土 17:00-23:00
  休日: 日曜・祝日

2010-07-25

ものづくりってなに?

 「麺屋 筑波」で腹拵えもできた。
 「ラヂオつくば公開収録!at FPGA-CAFE」の会場に戻るがドアには"C·L·O·S·E·D"の札が掛かったまま。ガラスを透かして中を覗くと開場準備中のようだったが井上さんが気付いてドアを開けてくれた。
 「ラジオつくばの公開収録」に先立って村井さんのiPhoneによる演奏(パフォーマンス)が行われた。
 村井さんの演奏は2年前に彼の存在を知ってからずっと聴いてみたいと思っていたのだが、やっと今日それが実現した。
 1960年代の中頃(何時だったか忘れてしまった)、日比谷周辺のギャラリー(何処だったか忘れてしまった)で開かれた「トランジスターの不良品が出す音を聞く(どんなタイトルだったか忘れてしまった)」というのに参加したことがある。トランジスターに増幅器とスピーカーを接続して、トランジスターが発生するノイズを聞いたのだ。大変面白い企画だった。
 村井さんのプロフィールを見て、そのパフォーマンスが嘗ての体験に繋がっているのではないかと思っていたがそれ以上だった。
 ▼村井啓哲パフォーマンス
acsinoise (accelerometer + sine wave + noise)
iPhoneアプリJasuto Pro Modular Synthesizerと内蔵加速度センサーからの信号を利用して、 本体の傾きに対しカオス的反応を示す音響生成システムを構成し、それを任意に操作することで多様な「音の景色」を導き出す。(「takako.tさんの日記」より)。
 パフォーマンスの一部を"YouTube"にアップしてある。
 FPGA-CAFEのオーナー平藤さんは筑波大フィールドインフォマティクス教授、店長の相部さんはシステム情報工学の工学博士というとんでもない店だった。
 店内はカフェと言うには程遠く研究室と言った趣だ。
 およそ一時間にわたる村井さんのパフォーマンスの後、いよいよ「ラヂオつくば公開収録!at FPGA-CAFE」が始まった。
 テーマは「ものづくりってなに?」。司会と掻き回し役が井上さん、出席者は相部範之、平藤雅之、松本真朋、三中信宏、村井啓哲の各氏。松本さんは里山建築研究所研究員、三中さんは東京大学農学生命科学教授。
 会場で即売されていた三中さんの著書「分類思考の世界」と「系統樹思考の世界」が「二割引 + 著者のサイン」で販売されていたので二冊とも衝動買いしてしまった。

麺屋 筑波

 googleマップで調べた所要時間と5分と違わない時間で「ラヂオつくば公開収録!at FPGA-CAFE」の会場となるつくば市天久保2丁目の「FPGA-CAFE」に到着。初めての場所なので余裕を持って出てきたがやはり早く着いてしまった。
 「FPGA-CAFE」は未だ開いていなかった。
 学園東大通りを信号一つ戻って、開店五周年記念特別サービス実施中の「麺屋 筑波」を見つけ早めのランチにする。
 若い人がやっているラーメン屋だと思ってドアを開けると、案に相違してカウンターの中には60代後半か70代前半に見える(独断による)小父さんが二人。店内は清潔で広々している。
 滅多に口にしないのだが看板にあった「つけ麺」の塩味を注文。麺はモッチリ麺だが特筆するほどではない。麺は完食したがつけ汁は塩が利きすぎで完食ならず。開店五周年記念価格で650円のところ二割引で520円。

2010-07-22

瀘州老窖 二曲酒

 于くんから急に招集がかかった新松戸で四川の「瀘州老窖 二曲酒」を空ける会。
 呼びかけ人の一人甜甜さんと招集された高砂のカズさんに京都から単身赴任中のナルさん。
 甜甜さんが一時間で用意した料理はどれも本格的な中国料理の次の九品。その手際の良さにナルさん、カズさん共々ただただ敬服。
 テーブル左の豆腐・皮蛋・ピーナッツの自家製タレ和えが絶品。その上の海老の黒酢炒めと中央の豚足煮込みも瀘州老窖によく合い箸が進んだ料理だった。
 四川の酒なら五粮液が知られているがこの瀘州老窖もなかなかのもの。飲み口が五粮液よりも柔らかくさらにスムーズで宴が終わる前に空になった。

2010-07-18

好多家

 三ヶ月ぶりにお邪魔した読売大利根滑空場、気づいたらとうに昼を過ぎていた。
 こちらは一月の末に寄ったきりだから半年ぶりになる好多家。うな重の松を頼む。2,200円。体調の故ではないと思いたいのだが今日はタレが辛かった。うな重の蓋をとると半分以上重なった半身のうなぎが四枚。これは多すぎる。食べ終わる頃にデザートの杏仁豆腐が出てきた。好多家のうな重は竹がベストだ。

梅雨明けの栗橋

 最後に学生航空連盟が活動する栗橋の大利根滑空場を訪問したのは、ランウエイの水捌け改良する土木工事をしていた4月だから三ヶ月ぶりの訪問だ。
 これからは休む間もなくランウエイを這いずり回ることになる草刈りトラクター、その横にバイクを置かせてもらう。軽いエンジン音が近づいてくるので振り返るとDimonaがアプローチして来た。
 ランウエイの端に駐機したJA2407 Dimona、ここでお目にかかれる回数は少ない。大利根飛行場から飛んできたのだろう。
 ランウエイに機首を向け出番を待つグライダー達。
 ◆JA28MN ASW28(ドイツ アレキサンダー・シュライハー社 FRP製)。
 ◆JA2234 Ka6E(1969年製 木製主翼・木製胴体 羽布張り)。
 ◆JA2346 ASK13(1985年製 木製主翼・鋼管胴体 羽布張り)。
 リトリーブ・カーの運転席で出番を待つ若菜さんと、パラソルの下に設置されたピストでランウエイでの離着陸をコントロールする鈴木さん。
 テントの下で五島さん、佐藤さんと一緒に梅雨明けの強い陽射しを避ける清水さんご一家。お母さんとユウタロウくん(9歳・小学4年生)、アツタくん(6歳・小学1年生)、エイくん(3歳)は立川から体験飛行にやってきたのだそうだ。
 岩橋くんが操縦するASK13の後部席に納まったユウタロウくん、将来は航空機のパイロットになりたいという。
 急角度で上昇するときに恐怖を感じる大人もいるというのに、ランウエイに下りてきたユウタロウくんは『楽しかった~!』。将来は学生航空連盟のメンバー間違いなしだナ。
 ユウタロウくんに続いて飛ぶのはお母さん。子供達がコックピットの周りに集まり、後部席のお母さんに心配そうに声をかける。体験飛行を終えたお母さんも『楽しかったです』の感想、この母ありてこの子ありか。
 昨日が関東の梅雨明けらしいが、今日のランウエイ上空は一気に夏色だ。
 この炎天下で気が回らず失礼してしまったが、今日のウインチは岩河さんがレバーを引いていおられた。

2010-07-17

ふたご亭

 午後1時も過ぎたので先ほど覗いた水産センターもそろそろ空いてくる頃と想いながらメタル・アート・ミュージアムを後にする。駐車場の車の数は減っているどころかさっきよりも増えている。土用の丑の日は未だ一週間先なのにこの込みよう、これではい志ばしかどかわも同じようなものだろう。
 行く先を変えてふたご亭に行ってみた。相変わらずお兄さんが一人で切り盛りしている。うなぎは復活していない。
 チキンカツ定食、700円。
 驚きを期待できるメニューではないが、鶏肉はみずみずしくコロモはサクサクでほんのり甘い香りする。味噌汁も大きめの器にタップリで申し分なく、ランチなら悪くない。

常設展示

 ちょうど一週間前に撮影した学生達の写真を届けにメタル・アート・ミュージアムに行く。
 何時も覗いている香取秀真・津田信夫(かとりほつま・つだしのぶ)の常設展示場、普段は照明が点いていないが一歩中に入ると自動で点灯するようになっている。
 照明が点く前の風情も良い。

SPEEDLITE 430EX II

 あってもいいかなと思い価格.comで最安値をチェック。
 メーカー希望小売価格が33,000円(税別)、価格.comの最安値が23,086円(税別)。銀座に出たついでに店頭価格も同価と言う上野のEC·POWERSまで足を伸ばして購入した。

2010-07-16

山形田

柳 早苗 彫刻展」オープニングパーティーの二次会会場に行く途中、銀座松屋裏の辺りで『山形田です、よろしく~。』と言いながらチラシ配っていた。『山形田って京橋の?』と聞くと『京橋から銀座に越してきました。』というので、あわててチラシを受け取った。
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所用で銀座に出たので先日受け取った「山形田」のチラシを頼りに銀座松屋の二本裏道に入ると「廣済堂ビル」真向かい「APA銀座中央ビル」前に小さな小豆色の「山形田」の看板が見つかった。
 小豆色の看板にくくりつけた小さなホワイトボードにしゃがみ込んで「限定20食 十割そば880円 外一そば780円」と書き付けている女将さん(作間店長)に声をかける。
女将さんの話を聞きながら後をついて狭い階段を下りる。
『銀座の水が合わなくて十割そばと外一そばが赤いそばになってしまって…』と予想外の障害に会い、余所から何種類かの水を調達し、そばの挽き方を変えてやっと今日から店に出せる十割そばと外一そばができたのだという。こちらの水には浄水器を通しても取り切れない何かがあるようだとも言っていた。
地下一階に下りると右手に「山形田」の看板と真新しい暖簾が下がっている。
 暖簾をくぐると直ぐに自動券売機に出くわした。久々なので迷わず「板蕎麦」の券を買ったつもりが「いかゲソ」つきを買ってしまった。ま、いいか。板蕎麦680円、いかゲソ200円。
蕎麦は京橋の店で食べた蕎麦と変わらず。いかゲソはカリンとした食感で予想外のお勧め。
 改めてメニューを見たら「肉そば」があるではないかっ! 次回はこれに挑戦しよう。
京橋の店はカウンター席だけだったのでカウンターに座りたかったのだが、女将さんの『馴染みのお客さんはみんなカウンターで食べたいって言うけど、テーブルでゆっくり食べて下さいナ!』の声に従った。そう、銀座の山形田はテーブル席が充実しているのだ。
 そばきりや山形田:中央区銀座三丁目8-15 APA銀座中央ビル地下一階
銀座中央通りを四丁目から一丁目方向に歩き「銀座松屋」手前で右折する。昭和通りに向けて歩き中央通りから二本目の道を左折する。左側に「廣済堂」の看板が着いたビルが見えたら、そのビルの真向かいが「APA銀座中央ビル」でそのビルの地下一階に「山形田」がある。

2010-07-12

柳 早苗 彫刻展

 今日が初日の「柳 早苗 彫刻展─オカメインコの庭─」は銀座のギャラリーオカベで7月17日まで開催されている。モチーフは相変わらずのインコで当分他のモチーフに変わることはないとご本人。
 手前から◆オカメインコ(H110 x W34 x D70cm・小松石、白御影石)◆伸びた頭のオカメインコ(H85 x W90 x D28cm・黄竜山石)◆むれ(下の写真参照)
 ◆むれ(H55 x W66 x D70cm・黄竜山石)
 作家の柳 早苗さんとお友達のW. K.さん。二人が手にしているのは髪飾りではなくギャラリーオカベオリジナルでオープニングパーティー用のおつまみ。
 これがそのおつまみの山。串に打たれた素材の並び順が秀逸。味の変化を楽しみながらついついこの山に手が伸びてしまった。

 頂き物の傘。和傘風で骨が24本ある。傘に当たる雨音がパラパラと撥ねて懐かしい番傘のようだ。

2010-07-09

&(Ampersand)の使い方

 デパートのカウンターで見かけた "&" の用法が気になった。"REPAIR" と "&" と "REFORM" の間に "SPACE" が入るのが普通だろうと思って調べてみた。"&" を使わずに "REPAIR AND REFORM" と Spell out するのが好ましい書き方のようだ。
 "&" の使い方についてはネイティブ達の間にも混乱があるようで熱心な書き込みがあった。
 その中に「シカゴ・ルールブック(The Chicago Manual of Style)」を引き合いに出して "Research & Development, Inc." などの企業名なら "&" を使っても良い、"B&W, C&W, R&B, R&D" などの略語(Abbreviation)は "&" の前後にスペースは不要、とあったほかに、"&" は "E" と "T" の合字(Ligature)である、"etc." を "&c." と表記することがある、など興味深い記述があった。

2010-07-08

東京国際ブックフェア

 今年も「東京国際ブックフェア・デジタルパブリッシングフェア」が始まった(今日から7月11日まで)。会場が昨年までの東京ビッグサイト東館から西館に変わったのは出展社数が大幅に減少したためだと関係者から聞いている。
 会場に周囲とは異なる空気が流れている一角があった。張られたカラフルで大きなテントはサウジアラビア王国高等教育省・大使館が設置した休憩用のブースで、来場者は誰でも休むことができる。
 会場全体が昨年より狭くなったせいもあるかもしれないが、初日にも関わらず人出が多く場内はごった返していた。

2010-07-03

錦谷

 こちらも三ヶ月振りとなる「うな重」巡り。
 メタル・アート・ミュージアムを出るときは既に午後2時を回っていた。この時間なら「い志ばし」も空いているだろう。
 …と思いきや「い志ばし」の駐車場入り口で慌ててUターン、席が空くのを待つ人達が駐車場に溢れている。ならばと「い志ばし」のはす向かいにある「かどかわ」を覗いたが、こちらも駐車場が一杯。
 「かどかわ」の駐車場でUターンして「い志ばし」の前を通り国道464号線をほんの少し宗吾霊堂方向に進むと右手に「うなぎ蒲焼き」の幟を立てた店があった。駐車場に乗り入れると看板と暖簾に「錦谷」とある。大きな店だ。
 迷わず店内に。
 入り口左と奧に座敷席がある。メニューには「和食・川魚・そば」とありうなぎ専門ではなかった。
 「上うな重」を頼む。1,890円。15分も待っただろうか、思ったより早く出てきたのがチョット気になる。
 うなぎの焼き色はきれいで肉も軟らかいのだが、タレは砂糖のような甘さでコクや深みがない。ご飯は粒が立ちハラリとしていて、これは良し。肝吸いは粉末の出汁を使っているようで碗の底に澱が沈んでいる。付け合わせの小鉢は甘酢に小さな鰯(だと思う)の南蛮漬けが浮いている。うなぎの蒲焼きに南蛮漬けはミスマッチだろう。
 うな重に南蛮漬けの小鉢とデザートは要らないな。
 この「錦谷」は多角経営を展開している株式会社タニが経営する店だった。

東京藝学・筑波大の交流展

三ヶ月ぶりに訪れたメタル・アート・ミュージアムは東京藝術大学と筑波大学の交流展「第9回 金属彫刻作家新鋭展『ナチュラル』」が開催されていた(今日から8月1日まで)。

◆ 圖子哲哉(筑波大学)「鯨潜水艦」
◆ 豊永恭子(東京芸術大学)「上野の山に狸の塚」
◆ 高田陽三(東京芸術大学)「Amplitudes」
右手前の地面に円形に埋め込まれたアンカーから建物の壁に取り付けられた金具に太さの異なる針金が張られている。その針金を強く弾いて音を楽しむと言う作品。
◆ 瀧澤宗史(東京芸術大学)「Candlestick」
鉄の格子に取り付けられた燭台に太く短いロウソクが載っている。点火して鑑賞するらしい。
◆ 馬場絢女(筑波大学)「ライフスタイル」
企画展の作品と常設の香取秀真、津田信夫の作品を見て館を辞去しようとすると北詰館長が『4時から交流展のパーティーがある。出展作家や若い人達が集まるので出席しないか』とお誘いを受けた。遅くなってしまった昼食を済ませて戻ってくることにする。
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駐車場の奥まったところに6月末まで開催されていた「山崎哲郎 彫刻展 ─ Metamorphosis (変容) ─」の作品「inside-outside 大地にて」が置いてあった。その凄まじいばかりの存在感は5.5t(館長が教えてくれた)と言う重量故ばかりではない、量感で迫ってくるものがある。
4時から始まったパーティーで挨拶する北詰館長。
乾杯に先立って参会者に自己紹介する高田陽三さん、瀧澤宗史さん、豊永恭子さん、圖子哲哉さん、馬場絢女さん(左から)。
若い作家達と彼らの友人知人達が集うのを見ると何故か心がウキウキしてくる。館の内外には何時もとは異なる空気が流れ、北詰館長も嬉しそうにしておられた。