2011-11-26

本多真理子展

メタル・アート・ミュージアムで開かれている本多真理子展(12月25日まで)の作品をじっくり見ていると頭の中に『???』が湧いてくる。

◆Red Line connection #20(毛糸・鉄)
鉄の柱からクモの巣のように屋外展示場一杯に張られた真っ赤な毛糸。使われた毛糸は3キロメートル余り、中央の柱を目の前にして作家は何処から赤い糸を張ろうと考えたのだろう?


◆Red Line connection #20(毛糸・鉄)
近づいて見ると長い鉄の棒は赤い毛糸だけで吊り下げられている。他に鉄材を支えたり吊ったりしているモノは何も無い。毛糸ってこんなに強かったっけ?
作品に大きな塊が持つ圧迫感はないが、剛と柔、黒と赤が問いかける『???』が面白い。


北詰館長を挟んで作家の本多真理子さんと来館していた彫刻家の金原英二さん。

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