2012-06-05

これからのデジタル教科書の話をしよう

東京大学 本郷キャンパス 伊藤学術研究センター 伊藤謝恩ホールに向けて出発。初めて通る無人の溜池山王駅コンコース。



本郷三丁目交差点から湯島切通方向に見えた東京スカイツリー。



赤門(以下Wikipediaより引用)。
『旧加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門であり、1827年に第十二代藩主前田斉泰が第十一代将軍徳川家斉の第二十一女、溶姫を迎える際に造られた。建築様式としては薬医門であり、切妻造となっている。左右に唐破風造の番所を置いている。国の重要文化財、旧国宝。』



赤門を入って直ぐ右手に建つ真新しい建物が「伊藤学術研究センター」、その地下二階が今日のシンポジューム会場となる「伊藤謝恩ホール」だ。

ホールに下りる手前の階に体裁良く飾り付けられた骨が収まるフレームが並んでいる。誰かのアート作品を展示しているように見えたが、そうではないらしい。フレームには説明が一切ついていない。



骨が並んでいる裏側に回ると鶏の剥製が三段に並んでいた。ここも説明の類は一切無し。



入口に「光と骨と」と書かれたポスターが張ってある暗い部屋に入ると動物の頭部の骨が並べられていた。その内の三つに照明が仕込まれている。

入口のポスターには「光と骨と」に続いて次のメッセージが書かれていた。
『科学と芸術を乖離させた失態は、現代の大学にその責任の一端がある。大学は真理の探究であるはずの科学を経済力の指標としてのテクノロジーと恣意的に置き換え、美への渇望から遠ざけたからだ。だが、愚昧な人間達を差し置いて、科学と芸術は、つねに一体である。そしてそれは、人間が獣に堕さないことを示す唯一の証ですらある。』



デジタル教科書教材協議会主催のシンポジューム「これからのデジタル教科書の話をしよう ~成果発表と2012年提言~」は、収容人員500人のホールに600人の受講者が詰めかけるという盛況なものだった。

写真は開演前のホール。
シンポジュームの内容についてはこちらを参照してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿