2016-06-29

木田さんのセミナー

昨日に続いて今日の田康夫さんのセミナーはJEPAの主催、二日続きは単なる偶然。
会場は研究社英語センターのホール、普段の200人席を250人席に増やしたのだがあっという間に満席になってしまった。
講演のタイトルは「電子出版、日本語処理、漢字フォントの歴史」。
文字の高品位出力を求めてフォントのフォーマットはPostScript、TrueType、OpenTypeと変遷してきたが、綺麗なフォント搭載へのAppleのこだわりは木田さんのこだわりでもあった。

2016-06-28

木田さんの講演会

品川のMicrosoft本社で開かれた文字情報技術促進協議会/フォント仕様検討部会、今日の特別講演者は昨年アップルを退職した木田泰夫さん。テーマは「アップルの日本語文字セット・フォントの歴史」。DTP黎明期の懐かしい話がたくさん出てきた。

1988年にリリースされた漢字Talk 2.0の搭載フォント、Osaka、Kyoto(どちらもビットマップフォント)の全サイズを外部スタッフとしてタッチアップしたことが思い出される。Appleの担当者はジェームズ比嘉さん、当時のApple Japanは赤坂ツインタワーだった(かな?)。講演後に木田さんに伺ったらジョブスが起こしたNeXTに移った比嘉さんとは入れ違いだったそうだ。

2016-06-26

活字はことばの僕である

イギリスのEU離脱の話から始まった今日の鳥海さんのセミナー、会場は印刷博物館 B1グーテンベルグルーム。
持論「水や空気のような存在」になれる文字作りを語り、熱い鳥海さん。



公演最後の20分ほどは、会場からのリクエス「ト時代劇を読むための『か』」をその場で書き上げる鳥海さん。

2016-06-24

玉木勝トリオ・ライブ

佐々木さんに『お久しぶりです』と言われてしまったJazz&Bar Concert、今夜は玉木勝トリオのライブ演奏。メンバーは菅野浩(Alto Saxophone, Chromatic Harmonica)、鷲尾広太(Guitar)、玉木勝(Bass)の三人。今夜の玉木さんはノリノリだったナ。
ここに来るまでに鮨一新、Blossomと呑み継いで来たのでライブが終わる頃には定量超過気味。

TDC 2016

ギンザ・グラフィック・ギャラリーでグラフィックデザインの今の傾向が分かる「TDC 2016」が開催されている(6月27日まで)。

999 (Chin chin chin)

10 クローバーフィールド・レーンの筋立てに振り回され、ボーッとした頭で銀座ファイブの999へ。ブン・チャーでランチ。ピリ辛にしてあるタレのヌックマムの香りが堪らない。

10 クローバーフィールド・レーン

予告編からルームと同じような閉じ込めサスペンスだと思ったらトンデモナイ映画だった。

運転している車が事故に遭い、気付いたら粗末なベッドに繋がれているミシェル。



君は俺に助けられて幸運だったと言いながらミシェルの世話をする正体不明のハワード。彼は善意の男なのかそれとも変質者なのか?



ハワードの過去を知るエメットは自らハワードに助けを求めてきたというが、本当のところは?



ハワードが作り上げたシェルターの外で起こっているのは虚か実か、何が起こっているのか?

2016-06-22

蕪村と一茶

Vision's Presents The Illustrators' Gallery Vol. 5 は「丸山誠司+山下以登 『蕪村と一茶』」会場は人形町ビジョンズ、今日から7月2日まで。命の洗濯が必要な現代人にお勧め。



◆ 円山応挙と合作(山下以登)
応挙が描いた、手ぬぐいをかぶった猫。蕪村が描いた着物姿の杓子。家が近所だった二人。


◆ 寒山拾得図(丸山誠司)
唐の時代の中国に実在したという僧侶であり詩人の寒山と拾得を描いたもの。蕪村は10点以上描き残している。


2016-06-19

ふたご亭

DIC川村記念美術館のレストラン「ヴェルベデーレ」の列に並ぶ気になれず、今日もふたご亭へ。
ここの生姜焼きはほんのり甘みが感じられ、たっぷりな量も嬉しい。

自然散策路

先週DIC川村記念美術館を訪れた時は美術館だけでくたびれてしまい、併設されている自然散策路をパスしてしまったので再挑戦。手入れの行き届いた9万坪(30ヘクタール)の自然散策路を2時間かけて楽しんだ。



散策路に沿って植えられた紫陽花が見頃。



今日も席が空くのを待つ人が多く、ここでのランチを諦めたレストラン「ヴェルベデーレ」。

2016-06-18

巨人 vs ロッテ

昨日突然大根田さんに誘われ、吉野さん、杏橋さんと共に観戦スタンドの一角を埋める。後楽園球場内は冷房が効いていて快適な観戦となった。



試合中は双方の応援団が大きな声を合わせてズッと応援していたが、隣の人との会話もままならない喧しさでウンザリ。
試合の結果は以下の通り。

春風万里

野球観戦に備えて杏橋さん、吉野さん、大根田さんと一緒に後楽園ラクーア9階の「春風万里」でランチ。

2016-06-17

Liquid Spirit

アーツ千代田 3331AR 331 オープンコール で来日、制作を続けていたSamuel Quinteros (サミュエル・キンテロス)さんがプログラムを終え「Liquid Spirit」というタイトルで成果を発表している(6月23日まで)。



色を使って書いていたはずだが展示されている作品は全てモノトーン。サミュエルさんに確かめたら全ての作品はカラーで描いた上からモノトーンに仕上げてあるそうだ。

64 − ロクヨン − 後編

前編に続けてすぐに見たかった。
キャリア対ノンキャリア、警察対記者クラブ、被害者対犯人等等、後編はいずれも意外な展開を見る。



残念ながら犯行動機の説明がないまま映画は終わってしまった。

山形田

今日は映画の前に腹ごしらえ、一路山形田へ。
冷やし地鶏ソバの相棒「山形田の酒」は無し。
食べはじめようすると佐久間さんから音楽CDを勧められた。歌っているのは山形田に入店したての春田瑠里さん、歌手が本業だそうだ。

2016-06-11

ふたご亭

サイ・トゥオンブリー鑑賞後のランチ、DIC川村記念美術館に併設されているレストランはテーブルが空くのを待つ人が4人。
ならばと美術館を出て走ること30分。昼時を過ぎて客の姿の無いふたご亭へ。ミニそうめん付きのスタミナ丼に満足。

Cy Twombly Photographs

サイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)の名を知らなかった。
サイ・トゥオンブリーの写真―変奏のリリシズム―」が開催されているのでDIC川村記念美術館まで一走り(8月28日まで)。

チケット売り場から林の中を下って行く入口までのアプローチ。



入口を抜けると手入れの行き届いた庭園に出た。



DIC川村記念美術館入口。左手の赤いオブジェは「清水 九兵衛/朱甲面 1990」。



美術館の右手に設置されているのは「フランク・ステラ/リュネヴィル 1994」。



美術館エントランス・ホールの天井にはめ込まれたルーバー。
常設展の内、マーク・ロスコの「シーグラム壁画 」は必見。

2016-06-10

氷の幟

こんな所にも夏が!
日比谷マリンビル地下コンコースにて。

銀座 Cartier

建て替えが進んでいた銀座 Cartierビル、用は無いが間も無く開店か?

三沢厚彦 アニマルズ

日本橋・西村画廊で開催されている「三沢厚彦アニマルズ2016」は7月9日まで。

山王祭

外に出ると歩道の上が厚い。空も夏。



大きなビルに張り付くように設えられている神酒所は日本橋一丁目町会の神酒所。今日から12日まで山王祭。



重量500キログラムの神輿の製作費は2,500万円。


房家

映画の後はコレド室町2号館から1号館へ移動。店の前に行列が無いので「房家」へ。「盛岡手打ち冷麺+カルビ焼肉重」でランチ。カルビ焼肉重はフルサイズに挑戦したい。盛岡冷麺はソウルの冷麺に比べると爽やかさが無く今一。

マネーモンスター

全米で高い視聴率を誇る財テクTV番組のスタジオを舞台に展開される金融サスペンス。
ジョディ・フォスターが監督というのも話題になっているが、丁寧に作られたサスペンス映画だった。映画としては面白かったが、投機とコンピューター技術のありように警鐘を鳴らしているように見えた。

スタジオ・ハイッジャック犯に人質され爆弾ベストを着せられる番組パーソナリティー・リー(ジョージ・クルーニー)は徐々に犯人の心情に寄り添うようになる。



番組ディレクター・パティ(ジュリア・ロバーツ)は興奮しがちな犯人をなだめながら、株価操作の真実に迫ってゆく。



放送中の番組スタジオをハイジャックし、全財産を失ったのは番組の裏に株価操作があると訴える犯人・カイル(ジャック・オコンネル)。犯罪者になり切れない優しさが見て取れた。
カイルがスタジオ・ジャックをしてまで視聴者に訴え、糾弾したことは何だったのだろう?