2017-09-30

ハングル活字の銀河系

劉賢国 さん(国立大学法人筑波技術大学教授)から氏の渾身の研究成果をまとめた「ハングル活字の銀河系」を頂いた。劉さん、ありがとうございます。韓国では今日現在、未だリリースされていないらしい。

佐藤敬之輔 再考

トークイベント「佐藤敬之輔 再考 明日のタイポグラフィを考える」が母校桑沢の桑沢デザイン研究所で開催された。

【第1部】トークショー「佐藤敬之輔再考」
 登壇者:浅葉克己 小宮山博史

初代アシスタントの浅葉さん、三代目の小宮山さんがそれぞれの眼から見た佐藤敬之輔像とその仕事について言いたい放題。会場には佐藤敬之輔から直接学んだ方も何名かおられて、その方々が肯く場面も多かった。

佐藤タイポグラフィ研究所で所蔵している蔵書のスライドを観ながら、佐藤敬之輔が残したモノが何だったのかが浮かび上がり、今日の言いたい放題は成功だった。



トボケの中にも鋭いコメントで佐藤敬之輔像に迫る浅葉さん。



相変わらずの毒舌が冴える小宮山さん。



【第2部】シンポジウム「明日のタイポグラフィを考える」
 パネリスト:葛西薫 鳥海修 藤田重信 小林章

これからのタイプフェイスデザインがどのような方向へ向かうのか、パネリストがそれぞれの仕事を振り返りながらそのヒントを探る。



韓国のYoon DesignからChoiさん、Imさん、Jeongさん達総勢9名も聴講に見えていたので記念撮影。

2017-09-29

組版造形 白井敬尚

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催されている「組版造形 白井敬尚」、文字を組む仕事をしている人は見逃せない(11月7日まで)。

銀座999

映画の後のランチはフォーガーと生春巻き、生ビール。

スクランブル

話しはオークションにかかったこの車から始まる。Bugatti Type 57C Atlantic (1957)。



クラシックカーを専門に盗むアンドリュー・フォスター(スコット・イーストウッド)とギャレット・フォスター(フレディ・ソープ)の異母兄弟。



盗んだ車で山道を逃げる兄弟。
Shelby Cobra (1962 - 67) とBugatti Type 57C Atlantic (1957)。



盗まれた車のオーナー、マフィアのボスとの山道でのカーチェイスシーンはクラシックカーのパワーが凄くてビックリ。Bugatti Type 57C Atlantic (1957)。



次の獲物はFerrari。
話しの最後にどんでん返しが仕掛けられている。

2017-09-24

ふたご亭

わざわざこれを食べに来る人もいる「ふたご亭」の「生姜焼き定食」。
チョット濃いめの味付けがB級グルメの王道、これで700円。文句あるか!

金木犀

数日前に『おや?』と思ったが、今日は何度もヘルメットの中に金木犀が香った。

伊藤みちよ展

佐倉の歴史民族博物館前の「秞」で「伊藤みちよ展」が開催されている(10月1日まで)。
伊藤さんの作品に出会ったのは2008年4月。その後何度か見せて頂いている。今回の作品は過去の作品より細かな部分の完成度が高くなっている。会場に居たご本人を根掘り葉掘りの質問攻めにしてしまってしまった。

◆ 浅い部屋に浮かぶ


◆ 雲間のしつらえ

2017-09-22

三度目の殺人

二度目の殺人で裁かれる話が入口。



三度目の殺人は起こらないが、三度目の殺人というのは多分、司法という世の中の仕組みを指している。



三隅(役所広司)に死刑が言い渡された公判の後、裁判所の待合室で被害者の娘・咲江(広瀬すず)が弁護士・重盛(福山雅治)に向かって呟いた一言が『ここでは誰も真実を話さないのね』。



面会室で対面する三隅と重盛のこのシーンが秀逸。

御天五龍図

これも北京からの到来物。
筆立ての紅木藝術精品「御天五龍図」。

二鍋頭

北京からの到来物。
北京特産二鍋頭酒「牛欄山経典二鍋頭52度 清香型白酒」。

2017-09-18

ふたご亭

ふたご亭の「茄子と豚肉の味噌炒め + さらしタマネギ」でランチ。タマネギが甘い。ナスがとろける。B級グルメ万歳!


歴史民族博物館

少しだけ足を伸ばして国立歴史民族博物館へ。
あいにく、興味の持てる展示が無くロビーを覗いてUターン。



今日の暑さにミュージアム・ショップの窓を覆う緑のカーテンが効果絶大。

馬頭観音

昨夜、台風18号が過ぎ去り夏日がぶり返した休日。
飯野の馬頭観音(飯野観音)で一息。



参道の石段を見下ろす。石段を降りて田の間を往くと印旛沼に繋がる鹿島川のほとりに出る。

2017-09-16

驚異の超絶技巧!

2014年に三井記念美術館で開催された「超絶技巧! 明治工芸の粋」の第二弾「驚異の超絶技巧! ─ 明治工芸から現代アートへ ─」が、今日から同美術館で開催されている(12月3日まで)。
開催期間は長いが興味のある向きは早めに出かけることを勧める。



撮影が許可されている現代作家の作品があった。

◆ origin as a human/高橋賢悟(1982 - )/アルミニウム
採取した生花を型どりし、アルミニウムを流し込んだ「焼失原型法」と呼ばれる鋳造技法による作品。死骸をかたどる美しい花。死と再生がテーマである。高橋は2005年に東京藝術大学工芸科に入学し、2012年に修士課程を修了。アルミニウムという、明治工芸とはまったく異なる素材を用いて新たな表現に挑戦している(会場の作品説明から)。

2017-09-15

山形田

今日は基本に戻って「山形田の酒」の相手は「冷やし地鶏ソバ」。

ワンダーウーマン

アマゾン族の王女ダイアナ(ガル・ガドット)が第一次世界大戦を舞台にして戦いの神アレスを倒すまでのスーパー・ヒロイン・アクション作品。
同名のアメリカン・コミックの実写映画化作品で、監督はこれも女性のパティ・ジェンキンス。



アクション・シーンは現実感がないので手に汗握るというのでは無いが、跳んだり跳ねたり、見せてくれる。



ダイアナの相手はイギリス軍がドイツ軍に送り込んだスパイのスティーブ(クリス・パイン)。

2017-09-12

中文情報技術標準

中国電子技術標準化研究院(中国政府機関)の主催で「中文情報技術標準」と題して開かれたセミナー、無事終了。



日本の一部企業が中国国家標準から外れる仕様のフォントを機器メーカーに提供している実態に鑑みて、急遽の来日となった。
講演の内容は「中国国家標準規格 GB18030」の最新動向。会場は山王健保会館。



講師は中国電子技術標準化研究院 技術総監 王立建さん。相変わらず話にパンチがある。
それにしても、久々にお目にかかる王さん、少し太りましたね。

2017-09-10

ダンケルク

第二次世界大戦、フランス北端の戦場ダンケルクに釘付けになった三十三万人の兵の救出作戦劇。



全編を通じてニュース映画かドキュメンタリーを映画を見ているような映像は圧巻。



連合国軍の撤退を阻止しようとするルメッサーシュミット、その撤退を援護しようとするスピットファイアの空中戦。



戦闘シーンは沢山あったのに無声映画を見たような鑑賞後感だった。

草原に消えた突厥文字

第48回もじもじカフェの会場になるバルトの周辺、阿佐ヶ谷一番街は祭礼の準備中。



今日のもじもじカフェのテーマは「草原に消えた突厥文字」、講師は鈴木宏節さん(突厥史研究者)。突厥文字の読み解きとトルコの歴史を分かりやすく話してくださった。
鈴木さんは世界的にも数少ない突厥文字の研究者の一人で、真言宗の阿闍梨でもあると自己紹介なさっていた。

2017-09-09

コーヒーもう一杯

コーヒーをお代わりで、引っ張り出したLP。



ちかごろ聴くことが無かったが大事にしている一枚。

2017-09-03

DIC川村記念美術館

月が替わったので新しい企画展が始まっていると思い込んで出かけてみたら常設展。とはいえ同館収蔵作品の中から何点かは入れ替わっていた。



館内の茶席で「抹茶と和菓子(早栗)」で一休み。



いつも席が空くのを待つ人達で溢れているレストラン「ヴェルベデーレ」。今日はいつもより20分早いだけで席が空いていたのでここでランチ。