2017-12-22

飯野観音(馬頭観音)

箒の目がクッキリ残る境内には誰も居ない。
西に傾いた陽射しがかえって寒々しい。



正面扉横に何時頃から鎮座しているのか詳細不明の木造。
誰が被せたのか、手拭いでは無く頭のタオル。

ふたご亭

ウイークデイなのに混んでいるふたご亭でのランチは「鶏のチリソース」。強めの酢味と甘さが堪らん!

2017-12-19

SHADOW HYMN

帰宅したら注文したのを忘れていたAustinの写真集"SHADOW HYMN"が届いていた。刷りの色味が濃く、くすんだ印象はCMYKではなくPANTONEだからだろうか。

(表紙)

(裏表紙)

とりちゅう(その二)

電子出版アワード授賞式後のJEPA忘年会も無事に済んで、小林さんと水道橋「とりちゅう」に寄る。
話題は日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」。

電子出版アワード

午後4時から一ツ橋の日本教育会館で「電子出版アワード2017」のジャンル別各賞授賞式と大賞選考会・授賞式が開かれた。主催は日本電子出版協会 (JEPA)
ジャンル別各賞は事前のインターネット投票により以下のように決まった。

◆デジタル・インフラ賞:TIMEMAP(一般社団法人タイムマップ)
◆スーパー・コンテンツ賞:東洋経済オンライン(東洋経済新報社)
◆エクセレント・サービス賞:図鑑.jp(山と渓谷社)
◆チャレンジ・マインド賞:絵本ナビ(絵本ナビ)
◆エキサイティング・ツール賞:ジャンプPAINT(集英社、メディバン)

ジャンル別受賞者を対象にして、会場で行われた大賞選考投票の結果、選ばれたのは以下。

◆大賞:絵本ナビ(絵本ナビ)

壇上の授賞各社と日本電子出版協会の金原会長。



授賞式後のパネルディス・カッションは、落合早苗さん(O2O Book Biz)、馮富久さん(技術評論社)、中島由弘さん(フリーランス・エディター)の三氏による「今年の電子出版トレンド」、司会・進行は井芹昌信さん(JEPA理事/インプレスR&D)。スマート・スピーカーやブロック・チェーンが話題に上がっていた。

とりちゅう

ランチで「とりちゅう」に行ってきた。「鳥酎」ではない。
水道橋駅の直ぐ近くにオープンしたばかりの赤坂「鳥酎」の姉妹店で、我が勤務先から5分くらいか。



カウンター席はゆったり、奥行きが外からは思いもよらない深さ。



ランチのメニューは780円均一。


蒸し鶏定食(四川辛口)はたっぷりのボリュームでチョイ辛、大満足。

2017-12-16

タイポグラフィの世界6−2

連続セミナー・シリーズ6の二回目は正木香子さんによる「精興社書体、完成までの六ヶ月 君塚樹石と活字の新時代」。用意された補助椅子まで埋まる満席の盛況。会場は阿佐ヶ谷美術専門学校。


1956(昭和31)年に発行された「流れる(幸田文、新潮社)」「音楽の国のアリス(ラ・ブラード著、光吉夏弥訳、岩波少年文庫)」「オリヴァ・ツウィスト:上(ディケンズ著、本多希子訳、岩波文庫)」「金閣寺(三島由紀夫、新潮社)」に使われている精興社書体の違いを指摘してゆく正木さん。



僅か六ヶ月の間に表情を変えて行く精興社書体の、精興社内部における評価を厳しい言葉で語る精興社制作室長の小山成一さん。19561年当時は未だ電胎法とベントン彫刻機による母型が混在していたことが明らかにされる。



ちょうど一ヶ月前に発行された正木さんの新刊「文字と楽園 精興社書体で味わう現代文学(本の雑誌社)」の編集を担当した金子哲郎さんは、編者としての眼で君塚樹石の想いを炙りだして行く。



六ヶ月の間にその表情を変えて行った精興社書体の君塚樹石の手の跡を読み解くスリリングなセミナーだった。

2017-12-15

山形田

これをやってみたかった山形田の酒と鴨南蛮。
厚切り鴨と太ネギに山形田蕎麦を気持ち甘めの汁がまとめて、シンプルだが忘れられない鴨南蛮になっている。もちろん酒との相性も好い。

否定と肯定

2000年1月、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・リップシュタットはその著書「ホロコーストの真実」が原因でイギリス王立裁判所に名誉毀損で訴えられる。



訴えたのは大量虐殺はなかったとするホロコースト否定論者のイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィング。




歴史上の事実を裁判で争うという実話に基づいた作品は、過去の事実を調べ直しデイヴィッド・アーヴィングを論破できたのかというサスペンス物語でもある。

2017-12-10

清祥庵

飯沼本家の帰りは順路を変えて京成佐倉駅へ。
駅前の清祥庵でランチ。蕎麦屋みたいな店名だが洋食屋。
水ダコとジャガイモのアンチョビソース和えカルパッチョ、蒸籠の温野菜、カボチャのポタージュ、ムカゴの炊き込みご飯にアンガス牛ステーキ200g。写真は肉のみ。

酒々井 まがり家

酒々井の造り酒屋「飯沼本家 」の直営店「まがり家 」へ。



空になっている棚にあったのが下の写真。



二本しか残っていなかった「日本酒アワード2017 金賞」を受賞した「純米吟醸 甲子正宗」。

河豚づくし

前職の高橋さんのお誘いをもらい、本所「みず穂」で河豚づくしの忘年会。
メンバーはみず穂の常連10人ほど、でうなぎ屋の旦那を初めとする下町の兄さん、姐さん達。



身が濃い天然物。



『べらんめ〜』の無礼講で、注がれるままに重ねた熱めのヒレ酒は効いた。



これ以降の料理の写真は撮り忘れたが、なんとか鍋と雑炊までたどり着いた。

2017-12-08

銀座999

天才少女メアリーを奪い合う「ギフテッド」でホノボノとさせられたままベトナム・レストラン999でランチ。
メニューの冬季限定に惹かれて「ベトナム豚角煮入りココナツ・スープのフォー」で更に温まる。生春巻きとビールはオマケ。ココナツスープも余さず腹に納まる。

ギフテッド

生まれて直ぐに母を亡くしたメアリーは、ボート修理工の叔父フランクに育てられ、小学校に通うようになって、学校の先生に隠されていたその才能に気づかれる。



フランクはメアリーの母との約束を守って、英才教育では無く普通の子供として育てることに固執する。



自身が数学者であったメアリーの祖母はメアリーの才能を惜しんで英才教育を受けさせたいと考え、フランクから親権を奪おうと画策する。メアリーの叔父と祖母、つまり実の母子でメアリーの親権を裁判で争うことになる。結果はハッピーエンド、見終わってホンノリとしたものが残る作品だった。

2017-12-03

ウイスキー"Signature"

9月にネパールに帰っていたメハマンのガンガさんが再来日。お土産にウイスキー「Signature」をいただいた。
初めて見るウイスキーのラベルを見ると"Brended and bottled by UNITED SPIRITS NEPAL PRIVATE LIMITED"とありネパールの住所があった。

2017-12-02

春日部の竹舟

通い始めて10年経つ春日部の竹舟
蕎麦の看板だがうどんも捨てがたいところ、先ずは鴨じる蕎麦でランチ。



腹具合を見て盛りうどんを追加し、残りの鴨じるで俄鴨じるうどんも楽しむ。


2017-12-01

文字情報基盤国際標準化シンポジウム

「激変する文字コードの世界 とりのこされないために 〜ご存知ですか? ユニコード・IVS」
長いタイトルのシンポジュームだが、行政分野で利用される約6万文字の人名漢字を整備する文字情報基盤整備事業の国際標準化活動が、2017年度中に達成されることを記念したシンポジウム。会場はTKP赤坂駅カンファレンスセンター、出席者は約300名。



主催は文字情報技術促進協議会、後援は経済産業省と情報処理推進機構。
プログラムは以下のとおり。

「最新情報! 文字コードと日本語処理の仕組み」
田丸健三郎(マイクロソフト)
「文字情報基盤と国際標準化」
田代秀一(情報処理推進機構)
「政府におけるデータ標準化の取組」
平本健二(内閣官房政府CIO上席補佐官)
「市区町村が使用する外字の実態調査と文字標準化への期待」
藤原道孝(地方公共団体情報システム機構)

休憩を挟んで、
「パネルディスカッション」
モデレータ:小林龍生
パネリスト:平本健二、田代秀一、田丸健三郎、千葉俊介(石巻市役所)、直江優(ウィングアーク1st)


成功裏に終わったシンポジュームの後、赤坂のワイン食堂TAKEWAKAで文字情報技術促進協議会有志による懇親会が開かれた。

ノクターナル・アニマルズ

オープニングの何分かの映像がスタンリー・キューブリックみたいで凄い。
本編の終わり方も劇中劇の終わり方も実に「映画」だ。久しぶりに映画らしい映画を見た。

画廊のオーナーとして成功したスーザンには売れない作家エドワーズとの破綻した短い結婚生活の過去があった。
スーザンの去り際にエドワーズが発した一言『失った物は二度と戻らない!』がこの物語のラストシーンで重い意味を持つ。



スーザンの元にエドワーズの新作の校正刷りが送られてくる。それを読み進むうちにスーザンの元夫への恋慕が募る。



エドワーズの新作のタイトルは「ノクターナル・アニマルズ(夜の獣たち)」。この劇中劇のキャスティングも素晴らしかった。