2005-03-20

麻綿原高原・御宿

 凍り付いた山道が怖くて冬の間は行くことの無かった麻綿原高原だが、そろそろ春も立つ頃だし久しぶりに出かけてみる。
 国道14号線に入るとグループで走っているバイク乗り達に何度も出会った。今日が三連休の中日ということもあるのだろうが誰の思いも似たようなものなのだろう。
 毎年思うことで沢山の人が指摘することだがほんとにこの時期になると道路工事が多くなる。
 会所から入る麻綿原高原までの山道は小さな落石があちこちにあり、細かく砕けた小石に後輪をとられることもある。路側帯が崩れている急な昇りカーブも何カ所かあり少し大きめの車で入って来た人は難儀するだろう。麻綿原のT字路を左折して林道天津線につながる道は荒れ方がひどくコースを選びながら下って行く。
 養老渓谷から麻綿原高原に至るまでの山もあちらこちら葉を赤茶色にした杉で覆われている。杉花粉だ。排気ガス対策で専用マスクをつけて走っているが、それでも立て続けにくしゃみが飛び出す。
 御宿の「石松食堂」で5種類の刺身が楽しめる「石松定食」で空きっ腹を納得させる。店内のテレビニュースが福岡沖地震の被害状況を速報していた。食事がすんだ後もサービスのコーヒーをお代わりしてしばらくテレビのニューを見る。自分が走っているときに大きな地震に出会ったらどう対応できるのだろう。
 「月の砂漠記念館」に館長を訪ねたが不在で果たせなかった。併設されている画廊を覗いて帰路につく。
 今日は2度給油したが、ガソリンスタンドのセルフサービス化が目立つ。特に幹線道路沿いのスタンドに顕著だ。1度目は完全セルフ化のスタンドだったが、2度目は給油は自分で行い料金は事務所まで足を運んで対面で支払うセミセルフざービスだった。1990年の走行記録でガソリン1リッターの値段を確認したら126円とある。今日は2カ所とも1リッター106円。
 馬橋出発午前8時20分、帰着午後4時だった。