たまに上海に帰るがもう伝統的な上海料理をレストランで食べることができなくなってしまったと店長の陳[青+気](Chen Tian)さん。「レストランで出される料理はかつての家庭料理をちょっとオシャレにしただけみたいでつまらないよ。伝統的な上海料理は自分達で材料を買い込んで家で作らないと食べるのが難しくなってきたし、作り方を知っている人もどんどん少なくなっている。それに上海語を話せる若い人もどんどん減っているのが寂しいね~。」と上海文化の行く末を案じていた。朱家角(Zhujiajiao)で食べたカエルが美味しかったと話を向けると、「うん、あれは美味しいね」とうなずきながら南濤(Nantao)に行ってみるといい、未だ朱家角や周庄(Zhouzhuang)のように観光地化していないのでもっと趣があるよと教えてくれた。