この夏に帰国することになった劉さんと上海に勤務する劉さんの先輩王さんと共に目黒の唐園へ。唐さんは若い同胞の来店にたいそう喜んでくれた。
陳さんが「私のおごりだよ」と言って出してくれた逸品は、薄くスライスした豆腐の上に白身魚の切り身を載せて蒸し上げ、ドゥチー、パプリカ、白葱を飾って葱油をかけた(らしい)一皿。崩れないように全体を箸で切って口に運ぶ。何故か大変懐かしい香りが口一杯に広がり、白葱の歯触りがシャリシャリと心地よい。白身の肴にうっすらと甘みを感じた。
この一皿も含めて唐園の料理に劉さんも上海から出張してきている王さんも「おいしい」が止まらなくなってしまった。