タクシーを降りて駅の構内に入るときに荷物のチェックがあったが、かなりいい加減なもので『ピーピー』警告音が鳴ってもそのまま通していた。
改札口前の広いコンコースに丸テーブルと椅子が並ぶホテルのロビーのような一郭があったが、そこは誰でも自由に利用できる待合所だった。
改札を入りエスカレーターでホームに下りてゆく。乗車する新幹線の先頭部は記念写真を撮る旅行者の群れでとても車輌だけ撮影することができず反対車線に入っていた車輌を撮影した。愛称は調和、ハーモニーという意味の「和諧号」。走り出せばここから天津までわずか30分だ。