山形県河北町の「一寸亭本店」で初体験の肉そばを東京で食べられるようになったという、それも神田の地でだ。
花村モータースでバイクの自賠責保険を更新した帰りに肉そばがあるという「河北や」に回った。場所は神田警察の並び、担々麺で名を挙げつつある「辣椒漢(ラショウハン)」の数軒先だ。
外観は立ち食いそば屋風、店内も広くない。道路を挟んで「河北や」の真向かいが島津製作所なので神田警察署と共にいい目印になるだろう。
肉そば(380円)の食券を買ってカウンターに出す。大盛りは食券と一緒に現金100円を添える。
下の写真は肉そば大盛り480円。そばの上に載っているのは上品に味付けされた鶏肉とたっぷりの刻み葱。「一寸亭本店」で初めて肉そばを食べてから9ヶ月経っているので厳密に味を比較することはできないが、一口すすって『あっ、これだ!』という手応えがあった。
食べる前の汁は関西のうどん汁のように透明に見えたが、そばを食べ終わって改めて汁の色を見るとご覧の通り。
鶏肉の旨みだけを閉じ込めたこの汁を残すことができなかった。
肉そばの他に牛すじライスカレー(580円)、担々つけ蕎麦(680円)、カレー蕎麦(480円)、肉中華(550円)、河北カツ丼(680円)などいずれもトライしてみたいメニューばかり。
店内は昼食時を過ぎても客足が途絶えることがなかった。
「河北や」の並びにある「辣椒漢」の店の前を通ったが閉まったドアから食欲をそそる山椒の香りが漏れてきた。ここの担々麺にもいずれご対面しないといけないな。