2009-11-07

フォーメーション・ソアリング

 満足の竹舟を出て、宝珠花橋を渡り滑空場に戻る。
 いよいよJA4087スーパーカブに曳航されるJA2050(奧)とJA4016ロバンに曳航されるJA2101(手前)がランウエイ北端に並ぶ。
 JA2050はご存じ「萩原式H-32」純国産グライダーで1964年に1機だけ作られた単座機。JA2101は「H-24-TH Cumulus」通称「東北大キュムラス」。これも東北大学の学生たちによって1970年に1機だけ作られた複座の国産グライダー。
 純国産のそれも世界に一機しか存在しない貴重な機体が二機、顔を合わせただけでなくこれからフォーメーション・ソアリング。JA2050(左)には久野さんが乗り込んでいる。
 ランウエイ脇ではグライダーのフォーメーションは難しいだけに珍しい光景なのだと、手をかざして機影を追う往年のソアリスト達。JA2101(左)とJA2050(右)。
  以下は本日のフォーメーション・ソアリングの主役達。
 JA2050 萩原式H-32は学生航空連盟の佐藤主任教官が設計・製作した単座機。1964年にこの1機だけが作られた。
 JA2050の計器板。
 JA2101 H-24-TH Cumulusは東北大学の学生たちによって1970年に設計・製作された複座機。これもこの1機だけが作られた。
 JA2101の計器板。
 関宿滑空場で活躍する曳航機JA4087 PA-18スーパーカブ。米国パイパー社製。
 こちらも関宿滑空場の曳航機JA4016ロバン。フランス製。

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