PAGE 2010の会場にIndigoが帰ってきた。十数年前にOn Demand Print Business、Variable Data Printのかけ声と共にIBMの"infoPrint Color 100"と並んで当時の印刷業界の話題をさらったHP (Hewlett-Packard)の"Indigo"が"Indigo 7000 Digital Press"となって池袋サンシャインビルの同展展会場に出品されていた。
その後いつの間にか立ち消えになってしまったOn Demand Print Businessだが、当時の仕事に直結していたこともあり懐かしさを覚えてブースに立ち寄った。
十数年前は1億数千万円していた機械だったと記憶しているが、新しいこの機械、約7,000万円とほぼ半分の価格になっているという。
7色の液体トナーを使うと謳っているが印刷の基本4色ではカラー原稿の再現が難しいと言うことの裏返しに聞こえる。
イメージングドラムに加えて初期の機械にはなかった転写ブランケットや加圧ブランケットが装備された新型機は、オフセット印刷に一歩近づいた印刷方式になっているのが興味深い。
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