2010-11-19

SO+ZO 展

 第一会場はBunkamura ザ・ミュージアム。
 母校創設者・桑沢洋子の生誕100年を契機として展開される「SO+ZO MOVEMENT」の中心事業「SO+ZO(桑沢+造形大)展」(11月28日まで)、サブ・タイトルは「未来を開く造形の過去と現在 1960s→」。
 会場には可能性に満ちていた熱い60年・70年代を代表するヴィジュアルデザイン作品、インダストリアルデザイン作品が多数展示されている。
 若い世代の好奇心を掻き立て彼らの羨望の眼差しを浴びる60年代。その日常生活に関わる幅広いデザインワークの展示は、このタイミングで始まったiTune StoreでのBeatles全アルバムのダウンロード・サービスと無関係ではないような気がする。
 それは創造性を問われる仕事に関わる若い世代の回帰願望の現れではないだろうか。
 第一会場タイトルの動画はこちら
 第二会場は母校校舎一階ホール。第一会場よりも展示規模は小さいが、その分ゆったりと展示された作品は一点一点の存在感が際立つ。
 あいにく第一会場も第二会場も会場内は撮影禁止で展示作品を紹介することができない。下の写真は入場券。
 第二会場前に広がる秋空。ここに来ると東洋の魔女が活躍したあの時代が何の引っかかりもなく蘇る。

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