未だ塗り替えて間もないようなので往時のものではないだろうが大正の匂いプンプンの看板は、通りかかった神保町の飲み屋の看板。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
URAL(ウラル)
小川町の横丁で見つけたサイドカー。かなり痛んでいるが、この駐車のしかたは現役で走っているようだ。ナンバープレートもついていた。
5691を表示しているオドメーターは何周したのだろう。車体の何処にも素性を示すロゴマークやエンブレムがついていない。
各部の形を手がかりに調べてみた。
空冷水平対向2気筒だがBMWとは見た目の印象が異なる。中国にも「長江」というBMWのコピー車があるがエンジンヘッドが平で、このエンジンヘッドは長江の形とも異なる。
ガソリンタンクの形状はロシアのドニエプルとは異なる。水平モールやニーパッドが無くなっているがその形状からするとロシアのURAL(ウラル)のようだ。
後輪の車軸からサイドカー側のタイヤを駆動するプロペラシャフトが出ている。これもBMWもどきということになるが二輪駆動のサイドカーだ。
二輪駆動と言うことで車輌区分は自動二輪車ではなく乗用の三輪車ということになる。運転に二輪免許は不要で普通免許が必要、ヘルメット着用の義務はない。
5691を表示しているオドメーターは何周したのだろう。車体の何処にも素性を示すロゴマークやエンブレムがついていない。
各部の形を手がかりに調べてみた。
空冷水平対向2気筒だがBMWとは見た目の印象が異なる。中国にも「長江」というBMWのコピー車があるがエンジンヘッドが平で、このエンジンヘッドは長江の形とも異なる。
ガソリンタンクの形状はロシアのドニエプルとは異なる。水平モールやニーパッドが無くなっているがその形状からするとロシアのURAL(ウラル)のようだ。
後輪の車軸からサイドカー側のタイヤを駆動するプロペラシャフトが出ている。これもBMWもどきということになるが二輪駆動のサイドカーだ。
二輪駆動と言うことで車輌区分は自動二輪車ではなく乗用の三輪車ということになる。運転に二輪免許は不要で普通免許が必要、ヘルメット着用の義務はない。
2011-09-27
2011-09-24
松本憲宜 彫刻展
ちょうど一週間前に休館を知らずにやってきたメタル・アート・ミュージアムは「松本憲宜 彫刻展」を開催中(10月16日まで)。
どの作品もパイプを切断して捻って繋げた作品だ。作品を見ていると漫然と切断して繋げたのでは無いことに気づく。設計図を書いたのかどうかは分からないが数学の匂いが強くする作品達だ。
◆ Tripod - 960824 -
(H. 2250 x W. 2150 x D. 1850 mm スチールに塗装)
萩と芝の緑を背景に鮮やかな朱色は秋の日に強烈。動物が天を仰いでいるように見えるのはこの角度からだけ。 ◆環 -030629 -
(H. 518 x W. 420 x D. 290 mm ステンレス・スチール 石)
近づいてじっくり眺めてみたが離れて見たときよりも複雑。 ◆屋内二階展示場風景
白い空間に磨き上げられたステンレス・スチールの鏡面をもった作品が映える。一部が朱色に仕上げられた作品はこの空間のアクセントが欲しかったからだとは作家の弁。
どの作品もパイプを切断して捻って繋げた作品だ。作品を見ていると漫然と切断して繋げたのでは無いことに気づく。設計図を書いたのかどうかは分からないが数学の匂いが強くする作品達だ。
◆ Tripod - 960824 -
(H. 2250 x W. 2150 x D. 1850 mm スチールに塗装)
萩と芝の緑を背景に鮮やかな朱色は秋の日に強烈。動物が天を仰いでいるように見えるのはこの角度からだけ。 ◆環 -030629 -
(H. 518 x W. 420 x D. 290 mm ステンレス・スチール 石)
近づいてじっくり眺めてみたが離れて見たときよりも複雑。 ◆屋内二階展示場風景
白い空間に磨き上げられたステンレス・スチールの鏡面をもった作品が映える。一部が朱色に仕上げられた作品はこの空間のアクセントが欲しかったからだとは作家の弁。
2011-09-16
2011-09-11
幸水 vs かおり
北総の方角が低い黒雲に覆われていたので降らなければいいなァと思いながら走っていたが鎌ヶ谷を過ぎて464号線に入った所で降り出した。だんだん強くなる雨脚は直ぐに止みそうもなく雨宿りする所もないので西白井から引き返す。雨はますます強くなり雷も鳴り出した。全身ずぶ濡れ。
新鎌ヶ谷のショッピングセンターで雨脚が弱まるのを待つ。
雲の切れ目に青空が出始めたので夕方近く帰りにに寄るつもりだった中野梨園に寄る。
『昨年は雨が少なくて梨の作柄は好くなかったので、今年も夏に入ったばかりの頃はどうなることかと心配だった』とご主人。
『今年の出来はいかがですか?』と水を向けると『今年はいいねぇ。』と明るい返事が返ってきた。『毎年こんなもので良いだろうかと確信がないまま梨の世話をしているが、梨の声を聞くことができたらもっと梨が喜ぶような世話ができるのに。』とご主人。そのくらい梨の世話は難しいと言うことなのだろう。
ケースの中は今朝摘み取った幸水で今が時期とのこと。
こちらは毎年楽しみにしている「かおり」、奥さんが秤にかけたら1.2 kgあった。形が悪くて売り物にならないものだけど持って行きなさいと言うので恐縮しながらいただいてきた。
隣は幸水。
●中野梨園
〒273-0121 千葉県鎌ケ谷市初富21-7
TEL: 047-443-7545
FAX: 047-443-7598
新鎌ヶ谷のショッピングセンターで雨脚が弱まるのを待つ。
雲の切れ目に青空が出始めたので夕方近く帰りにに寄るつもりだった中野梨園に寄る。
『昨年は雨が少なくて梨の作柄は好くなかったので、今年も夏に入ったばかりの頃はどうなることかと心配だった』とご主人。
『今年の出来はいかがですか?』と水を向けると『今年はいいねぇ。』と明るい返事が返ってきた。『毎年こんなもので良いだろうかと確信がないまま梨の世話をしているが、梨の声を聞くことができたらもっと梨が喜ぶような世話ができるのに。』とご主人。そのくらい梨の世話は難しいと言うことなのだろう。
ケースの中は今朝摘み取った幸水で今が時期とのこと。
こちらは毎年楽しみにしている「かおり」、奥さんが秤にかけたら1.2 kgあった。形が悪くて売り物にならないものだけど持って行きなさいと言うので恐縮しながらいただいてきた。
隣は幸水。
●中野梨園
〒273-0121 千葉県鎌ケ谷市初富21-7
TEL: 047-443-7545
FAX: 047-443-7598
2011-09-04
Rum Festa+ 2011
有楽町駅前の東京交通会館12階で開催された "Rum Festa+ 2011"。開場と共に場内はラムファンで溢れる。
パンフレットを片手にお目当てのブースを目指すものの試飲はストレートのみ。さすがに口の中がラムラムで、堪らずドリンクチケットでペットボトルの水を入手。
銀座バーエリアの特設カウンター"MORI BAR"でTrois Rivieresをベースにした"Nevada"を、"Bar Grapefruit Moon" ではDamoiseauをベースにした"French Soleil"に出会う。
MORI BARのカウンターで見た顔が三人、シェーカーを振っていた。空きっ腹にラムのストレートやカクテルは足もとに来そうで早々に引き上げた。
パンフレットを片手にお目当てのブースを目指すものの試飲はストレートのみ。さすがに口の中がラムラムで、堪らずドリンクチケットでペットボトルの水を入手。
銀座バーエリアの特設カウンター"MORI BAR"でTrois Rivieresをベースにした"Nevada"を、"Bar Grapefruit Moon" ではDamoiseauをベースにした"French Soleil"に出会う。
MORI BARのカウンターで見た顔が三人、シェーカーを振っていた。空きっ腹にラムのストレートやカクテルは足もとに来そうで早々に引き上げた。
2011-09-03
タイポグラフィーの世界(5)
『タイポグラフィの基礎』刊行記念として開催されてきた連続セミナー「タイポグラフィーの世界」。その第五回が東日本大震災の影響で延び延びになっていたが、今日、阿佐ヶ谷美術専門学校で開催された。
テーマは「フォントの舞台裏 ~フォントはデザインだけじゃない、タイプエンジニア達の話~」。
出演者は服部正貴さん(アドビシステムズ)、清水克真さん(モリサワ)、狩野宏樹さん(イワタ)、安藤修さん(字游工房)、司会は佐々木愛さん(大日本印刷)。コーディネーターは弓場太郎さん。
この種のセミナーとしては異例の120名を越える聴講者で会場はほぼ一杯。
日常的にフォントを使用していても目に触れることのない、書体名や書体デザイン以外のその内部構造が出演者によって明らかにされていった。
個人でフォント開発を目指す若いタイプフェイスデザイナー達にとって、明かされた内容が余りにも奥深いので、フォント開発を躊躇してしまったのではないだろうか。
過去四回のセミナーの内容は以下のとおり。
第1回セミナー「恋の四馬路か、虹口の街か」
明朝体活字の開発と東漸 小宮山博史
2010年12月4日(土)印刷博物館
第2回セミナー〈タイプデザイナートーク〉
書体デザインの現在と未来
岡澤慶秀、片岡朗、鈴木功、西塚涼子/雪朱里(司会)
2010年12月11日(土)印刷博物館
第3回セミナー「日本語活字のゆくえ」
石川九楊/鳥海修(司会)
2011年1月29日(土)国際文化会館 講堂
第4回セミナー「明るいブックデザイン」
平野甲賀 自作を語る
平野甲賀/日下潤一(司会)
2011年2月8日(火)神楽坂シアターイワト
テーマは「フォントの舞台裏 ~フォントはデザインだけじゃない、タイプエンジニア達の話~」。
出演者は服部正貴さん(アドビシステムズ)、清水克真さん(モリサワ)、狩野宏樹さん(イワタ)、安藤修さん(字游工房)、司会は佐々木愛さん(大日本印刷)。コーディネーターは弓場太郎さん。
この種のセミナーとしては異例の120名を越える聴講者で会場はほぼ一杯。
日常的にフォントを使用していても目に触れることのない、書体名や書体デザイン以外のその内部構造が出演者によって明らかにされていった。
個人でフォント開発を目指す若いタイプフェイスデザイナー達にとって、明かされた内容が余りにも奥深いので、フォント開発を躊躇してしまったのではないだろうか。
過去四回のセミナーの内容は以下のとおり。
第1回セミナー「恋の四馬路か、虹口の街か」
明朝体活字の開発と東漸 小宮山博史
2010年12月4日(土)印刷博物館
第2回セミナー〈タイプデザイナートーク〉
書体デザインの現在と未来
岡澤慶秀、片岡朗、鈴木功、西塚涼子/雪朱里(司会)
2010年12月11日(土)印刷博物館
第3回セミナー「日本語活字のゆくえ」
石川九楊/鳥海修(司会)
2011年1月29日(土)国際文化会館 講堂
第4回セミナー「明るいブックデザイン」
平野甲賀 自作を語る
平野甲賀/日下潤一(司会)
2011年2月8日(火)神楽坂シアターイワト