2011-10-23

ゴヤ展

 昨日から始まった「プラハ美術館所蔵 ゴヤ 光と影」は国立西洋美術館で2012年1月29日まで。
 9時少し過ぎに美術館前に着いてしまったが、二日目だというのに門の前には既に長い列ができていた。
 展示作品123点を14のテーマに分類して展示してあった。分類のテーマだけ列記してみる。
1.かくある私―ゴヤの自画像
2.創意と実践―タピスリー用原画における社会批判
3.嘘と無節操―女性のイメージ:〈サンルーカル素描帖〉から私室の絵画へ
4.戯画、夢、気まぐれ―〈ロス・カプリーチョス〉の構想段階における自由と自己検閲
5.ロバの衆:愚鈍な者たち―〈ロス・カプリーチョス〉における人間の愚行の諷刺
6.魔物の群れ―〈ロス・カプリーチョス〉における魔術と非合理
7.「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない―心理研究としての肖像画
8.悲惨な成り行き―悲劇への眼差し
9.不運なる祭典―〈闘牛技〉の批判的ヴィジョン
10.悪夢―〈素描帖C〉における狂気と無分別
11.信心と断罪 ― 宗教画と教会批判
12.闇の中の正気 ― ナンセンスな世界の幻影
13.奇怪な寓話 ―〈ボルドー素描帖G〉における人間の迷妄と動物の夢
14.逸楽と暴力 ―〈ボルドー素描帖H〉における人間たるものの諸相

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