東京新聞記者・望月衣塑子が書いた同名のノンフィクション作品が原案。内容はほぼ現政権がやってきたこととと同じ。
ある日、東都新聞社会部にサングラスを掛けた羊の絵が描かれたカバーとともに匿名ファックスで大学新設計画に関する極秘情報が送られてくる。
日本人の父と韓国人の母のもと、アメリカで育った記者の吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は調査を開始する。
調査を進めると内閣府の神崎(宮野陽名)という男が浮上するが、神崎は自殺してしまう。
東都新聞が調査の結果を一面で報道した直後に、他紙が神崎の自殺に絡めてを反論記事を掲載する。
自殺した神崎の嘗ての部下で、内閣情報調査室の若手官僚・杉原拓海(松坂桃李)は現政権に不都合なニュースをコントロールする立場にありながら、神崎の死に疑問を持つ。そして、一度は吉岡に協力を約束するのだが、妻と生まれたばかりの子供のことを思い協力を逡巡する。
ラストシーンで吉岡とすれ違う杉原の口が『ゴメン』と言ったように見えたが、それがこの作品の結論なのだろう。
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