Monotype社主催 "Type& 2019" 二日目は恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームで。
最初のセッションは嘉瑞工房代表の髙岡昌生さん、日英・英日の実務翻訳、校閲、編集に携わる田代眞理さん、そしてご存じ小林章さんのお三方による「伝わるための欧文組版 英語だけが頼りの人の目線で考えてみよう」。
国内の交通案内や宿泊設備などで見かける、理解不足による誤訳や読みにくい表記と組版を具体例を挙げて指摘、最後にその改善方法を提案。
二つ目のセッションは手書き看板職人のお二人、板倉賢治さんと上林修さんの「看板職人の技に迫る 手書き文字ライブペイント」。再登壇の小林章さんがお二人と聴衆の間を繋ぐ。
お二人の妙技は下書きのない「ブッツケ書き」。
壇上に上がって撮影しようが質問しようが、お二人の手は止まらない。丁寧な答えも返ってくる。聴衆の笑いをとる余裕すらある。
同じ文字でもお二人の書き順は微妙に違う。
二時間足らずでお二人で書き上げたパネルの文字は一人の人が書いたようだ。
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