「明朝体の教室」第七回は第六回に続いて「書きにくい漢字はどうデザインすればよいのか」。講師は鳥海修さん、聞き手は小宮山博史さん、会場は阿佐ヶ谷美術専門学校。
書きにくい漢字最終回となった今回、小宮山さんが取り上げたのは奥多機続の四文字で、一文字ずつ俎上に載せてゆく。
小宮山さんが事前に分析してきた平成明朝体 W3、イワタ中明朝体オールド M、游明朝体 M、秀英明朝 Mを比較しながらそれぞれの違いを見つけてゆく。
小宮山さんが投げる『なぜ?』に推測も交えて理由を探りコメントしてゆく鳥海さん。
セミナー最後の三十分は字游工房の岩井悠さんによる「漢字を作る」ライブ。
錠繰脱彿のそれぞれのパーツを利用して縦を作ってゆく。スクリーンはスタート時の画面。
「明朝体の教室(6)」の講演録が冊子になった。表紙(左)と裏表紙(右)。次回は2020年3月7日(土)、いよいよ平仮名が始まる。
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