2020-05-24

補陀洛山那古寺

4月に訪れたときは時間切れで那古山に登れなかったので館山の那古寺へ(下の写真は仁王門)。



多宝塔横の急な石段から先は今日が初。



石段が途切れると開けた古屋敷と呼ばれるところに出る。元禄16(1703)年の元禄大地震まで那古寺の本堂があった場所だ。




奥の斜面に落ち葉に埋もれた階段と石塚が見える。



寺が設置した案内板によると紫式部の供養塚とも墓とも言われているそうだ。



更に石段を登ってゆくとT字路に出るので左の石段を登れば潮音台(見晴台)。ここには明治32(1899)年に中世の宝篋印塔(ほうきょういんとう)の基礎を再利用して立てられた和泉式部とその娘小式部内侍の供養塚がある。



こちらが小式部内侍の供養塚。



登ってきた石段を戻る。



踏みつけそうになった石段を横切るヤマカガシ。



潮音台から下りてきた石段を先ほどのT字路で直進。寺の案内板には式部夢参道とある。



昨年9月の台風15号による倒木のためだろう式部夢参道はここまで。無理をせず来た道を戻る。

0 件のコメント:

コメントを投稿