「ミナリ」は韓国語で香味野菜のセリのこと。たくましく地に根を張り、二度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている(同映画公式ホームページより)。
1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブ(スティーヴン・ユァン)はアーカンソー州の荒れ地にあるトレーラー・ハウスに妻モニカ(ハン・イェリ)と娘のアン(ネイル・ケイト・チョー)、息子のデビッド(アラン・キム)と共に引っ越してくる。
韓国から呼び寄せた型破りな祖母も生活に加わり、祖母は近くの小川でデビッドと一緒にセリを育て始める。なかなか売れなかった野菜の買い手が付いたというのに出荷を待つばかりの野菜は祖母の不始末で納屋と一緒に焼けてしまう。男と女は協力はしあえても理解し合うことは難しい。希望はどのようにして見つけたら良いのだろう?
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