2021-08-15

すべてが変わった日

原題は “Let him go"、時代は1963年。
ジョージ・ブラックリッジ(ケビン・コスナー)は頼り甲斐のある慎重な性格の元保安官。
何事にも一途な妻マーガレット(ダイアン・レイン)はジョージとは正反対で積極的な性格をしている。二人は不慮の落馬事故で息子のジェームズ(イアン・ブルース)を失ってしまう。
3年後、義理の娘ローナ(ケイリー・カーター)は幼い息子を連れてドニー・ウィボーイ(ウィル・ブリテン)と再婚するが彼は暴力的な家族の一員だった。
ジョージとマーガレットは義理の娘と孫を取り戻すためにドニー・ウィボーイの家を訪ねる。そこに待ち受けていたのは暴力と支配欲でウィボーイ一家を仕切る異様な女家長のブランシュ(レスリー・マンヴィル)だった。
ラストは家が焼け落ちるシーン。これしか終わらせる方法がないというようなラストの火事だ。アメリカならいかにもありそうな話だが、ラリー・ワトソンの小説 “Let him go" が原作。
昨日の映画「モロッコ、彼女たちの朝」のコメントで引用した「灼熱の炎」のラストはバスが丸焼けになるシーンで遥かに衝撃的だった。

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