2021-08-28

白浜野島崎(海洋美術館)

閉鎖されていた駐車場横の駐輪場にバイクを入れる。
野島崎灯台前公園の外れで「白浜海洋美術館」の案内板を見つけた。
美術館のパンフレットには、1965年8月、柳八十一・和子夫妻が私財を投じて創設した美術館だとある。
房総で生まれた大漁祝着の万祝(まいわい)を中心に、海に関わる江戸から大正期にかけての工芸品を蒐集展示している。丁寧に展示品の説明をしてくれた館長に万祝の展示コーナーの前に入ってもらった。
館内は外から見るよりもズッ遠くが深い。
六,七年に一度あるかないかと言う大漁の時、船主はこの万祝を全ての漁師に贈って大漁を祝ったという。通常は縁起の良い鶴亀の模様を染めるのだがこちらに展示してあるのは浦島太郎の模様。
浦島太郎と乙姫の模様。
美術館を出て奥に進むと、綺麗に手入れされた芝生の上にコンクリート製のモニュメントが設置してある。このモニュメント、滑り台だった。
こちらは「若い海女」像。制作は西俊男。
白浜海洋美術館を経由して海岸に出ることができる。この時間(10時40分)に沖に向かうのは釣り船か。
白浜海洋美術館の公式ホームページも用意されている。

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