美術館を出てから歩くこと15分、ランチのために新町の「あなごや本店」へ。うなぎ屋には見えない創業・文久二(1862)年の「あなごや本店」の佇まい。
店内は四人掛けのテーブルが三卓、奥に個室があった。
うな重の器がなぜ丸いのか、訳があるのか尋ねると割烹料理店だった頃の器を流用しているだけとのこと。
うなぎ屋なのに屋号が「あなごや」なのは、創業時はあなごとうなぎの店で、その後、割烹料理店になり、今は店を縮小してうなぎだけで営業しているからだそうだ。
尖ったところのない穏やかな仕上がりの蒲焼きだった。うなぎは静岡のうなぎ「共水」、キョウスイと読むそうだ。酒は静岡・岡部の「初亀」を常温で出してもらった。
メニューには書かれていなかったがデザートに水菓子が出てきた。ラフランス・キウィ・イチジク。イチジクが珍しい。
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