2008-04-13

ノーカントリー

 評判の映画「ノーカントリー(No Country for Old Man)」を見てきた。主人公は、悪玉は、話の結末は…と何かを期待して見ていると最後の20分くらいで監督に裏切られる。
 全編を通じてJavier Bardem(ハビエル・バルデム)が演じる殺し屋の印象が圧倒的で、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン兄弟の監督がスクリーンを通じて投げて寄こしたものは重い。
 その重いメッセージを受け止めかねてシートから立てずにいると館内が明るくなり始めた。