母校で今年の卒展を(卒業制作展)見た。2005(平成17)年の新校舎完成以来初めて中に入ったが、卒展を見に来ている在校生・卒業生達が醸し出す学内の空気は40数年前と少しも変わっていないようだ。
卒業制作によるファッションショーの作品は実用的なものから実験的なものまで幅広く、会場はショーが始まると直ぐに熱気に包まれていった。
津久井 理沙/PHOTO SPARK
高橋 佑季/Japanese Blue
7階建ての校舎をフルに使った卒展は専攻学科毎に各階に別れて作品を発表しているが、どの階も人が溢れこの卒展が盛況であることが伝わってきた。
イラストトレーションの作品の中にも活躍の場が与えられる日は近いのではないかと思わせるレベルの高いものが見られた。とはいえ、この不景気が彼らの前途に災いしないことを祈ってしまう。
上岡 拓也/LIQUITEK'S(右)