カナダのカルガリーから来日した Bozenna and Witek Wisniewski 夫妻を浅草に案内した。
地下鉄を下りて吾妻橋の際に出たところ、Witekさんがアサヒビールタワーを見つけて写真を撮り始め交差点から離れない。仲見世や浅草寺よりアサヒビールタワーを見たいという。
変わった人達だと思って何故アサヒビールタワーなのか聞いたら二人とも建築家で、Philippe Starckがデザインしたこの金色のシンボルの載ったアサヒビールタワーを是非とも見てみたいと思っていたのだという。浅草にあるのを知らなかったのだそうで浅草に来たことを大層喜んでいた。
浅草を歩いていてもWitekさんのカメラは特徴のあるファサードを持った建物に向けられるばかり。アサヒビールタワーの裏口から中に入ってみたがエレベーターやドアノブのデザインに感心することしきり。
雷門前にあるインフォメーション・センター最上階から墨田区役所、東京スカイツリー、アサヒビール吾妻橋本社、アサヒビールタワーを望む。アサヒビールタワーの背後は分譲マンション。
ランチに連れて行ったお好み焼き「染太郎」も、初体験のお好み焼きと共に店そのものの佇まいも可愛いと気に入ってくれたようだ。
ランチの後は安藤忠雄の仕事を見てもらおうと思い表参道ヒルズに案内する。二人とも興味深げに館内のスロープを行ったり来たり、手摺りから身を乗り出すようにして下を覗いたり。
足を伸ばした明治神宮で雨が降り出しそうになり丹下健三設計の東京都庁舎の見学を中止してホテルに戻る。
0 件のコメント:
コメントを投稿