六本木画廊で「『白土の焼結へ』勝野眞言の世界」が開催されている(11月18日まで)。
会場にいた作家の勝野さんに作品について伺った。
熊本県の天草地方で採れる磁器の原料「天草陶石」で作られた塑像を1,300度で焼き上げてあのだが、空洞の塑像はどれも窯の中で傾いたり歪んだり、時にはグシャリと潰れてしまうこともあるという。
なるほど、作家が意図しない歪みが作品に揺らぎや不安の表情を与えているように見える。
傾・I(144 x 46 x 28cm)
傾・II(65 x 40 x 30cm)
胚・I(33 x 36 x 32cm)
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