ということで、空きっ腹を抱えたまま歴史民族博物館を後にして、うなぎ蒲焼「い志ばし」へ直行。席が空くのを待つ人達の多さに今までに整理札をもらう前に何度もめげてしまっていたが、今日は食べるぞ。
意気込みが効いたわけではなく2時に近いという時間帯の故、さほど待つことなく店内へ。注文は上うな重、1,575円。蒲焼きは炭火で焼いているためかいい香りだ。特上うな重との違いはメロンが付くか付かないかだと言ったのはメタル・アート・ミュージアムの北詰館長だが、吸い物が肝吸いではなかったこと以外はなるほどその通りだった。
店の裏手、駐車場の隅にホテイアオイで埋まったコンクリート製の水槽があるのだが花をつけた株が幾つも浮いていた。
開店前に整理札を配るくらいの人気店だが店の人達の対応はいつも飾らず気持ちいい。ここに人が集まるのはうなぎの味と値段だけが理由ではないのだ。