そのころは乗客の指先から餌をついばむカモメがたくさんいたのに、今回そんなことをしてくれるカモメはほんの数羽しかいなかった。彼らも世代交代が進んでかつての習性を失ってしまったのだろうか。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
JA2050はご存じ「萩原式H-32」純国産グライダーで1964年に1機だけ作られた単座機。JA2101は「H-24-TH Cumulus」通称「東北大キュムラス」。これも東北大学の学生たちによって1970年に1機だけ作られた複座の国産グライダー。
ランウエイ脇ではグライダーのフォーメーションは難しいだけに珍しい光景なのだと、手をかざして機影を追う往年のソアリスト達。JA2101(左)とJA2050(右)。
以下は本日のフォーメーション・ソアリングの主役達。
JA2050の計器板。
JA2101 H-24-TH Cumulusは東北大学の学生たちによって1970年に設計・製作された複座機。これもこの1機だけが作られた。
JA2101の計器板。
関宿滑空場で活躍する曳航機JA4087 PA-18スーパーカブ。米国パイパー社製。
こちらも関宿滑空場の曳航機JA4016ロバン。フランス製。
地区予選を勝ち抜いた白川さん(Blossom)が決勝大会に進出。落ち着いた手さばきで安心して見ていることができた。後は期待がかかる結果発表を待つだけ。
白川さんの作品はラムをベースにしたショートカクテル「フォルトゥーナ」、成績や如何に。
一昨年は初出場の関東地区大会で銀賞受賞だった。期待された結果は一昨年よりレベルアップと言ってもいい全国大会での銀賞だ。