今年の6月、人形町ビジョンズで開催された「第六期 文字塾展」が、今回の「松本タイポグラフィセミナー」の開催に合わせて松本市でも開催されている。会場は松本市内の「ギャラリー信濃」と「栞日 sioribi」(今日が最終日)。
「第六期 文字塾展」松本開催に合わせて塾長の鳥海さんによる講演会「文字を作る楽しみ」が開かれる。会場は「栞日 sioribi」。
「近代文学を組む」「外国文学を組む」「女流文学を組む」「プロレタリア文学を組む」という、それぞれのテーマで開発した四つの仮名フォント「文麗仮名」「蒼穹仮名」「流麗仮名」「文勇仮名」の開発プロセスを解説する鳥海さん。
会場になった「栞日 sioribi」の一階に飾られている「HEIDELBERG Letter Press」と松本タイポグラフィ研究会管理者の上條薫さん。
水色の看板が「栞日 sioribi」、その右隣が「ギャラリー信濃」。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
2018-07-28
本文書体の考え方・見方・作り方
松本タイポグラフィセミナー「書物と活字」の第二回は、鳥海修さんさんによる「本文書体の考え方・見方・作り方」、主催は松本タイポグラフィ研究会、会場はJA松本市会館。
前回の松本タイポグラフィセミナーで正木香子さんが使ったスライドをマクラにスタート。
本文明朝体でも書体によって何故、表情や特性が異なるのかを明確に解き明かす鳥海さん。聴講者は120名あまりと大盛況だった。
前回の松本タイポグラフィセミナーで正木香子さんが使ったスライドをマクラにスタート。
本文明朝体でも書体によって何故、表情や特性が異なるのかを明確に解き明かす鳥海さん。聴講者は120名あまりと大盛況だった。
2018-07-27
2018-07-21
第56回 出版UD研究会
2018-07-20
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス
2018-07-17
2018-07-16
女と男の観覧車
2018-07-14
DIC川村記念美術館
照りつける陽射しの中を緑に浸りたくてDIC川村記念美術館へ。
ここには盗み出したくなるカンジンスキーの小品が、今展示されている。あいにくタイトルは無く「無題」。
マーク・ロスコーの「シーグラム壁画」の七点は薄暗い展示室に並んでいる。この展示室に入ると足元が揺れているような錯覚に陥る。
そしてジャクソン・ポロックの「緑、黒、黄褐色のコンポジション」の前では毎回足が止まってしまう。
美術館入口前の左手に展示されているのは清水九兵衛「朱甲面」。
110展示室の奥の茶席で一休み。冷たい抹茶と和菓子は「あさがお」。
濃い緑の中からDIC総合研究所の一部が覗いている(茶席の窓か)。
美術館を出て庭園を一回り。庭園だけの見学も可。
庭園奥の小さな池は睡蓮の葉が好い塩梅に浮いている。
睡蓮の葉の上に咲く薄紅の花はオオガハス(大賀蓮/スイレン科)。1951(昭和26)年に植物学者の大賀博士によって千葉市花見川区の泥炭層から発見された約2000年前の古ハス。
ここには盗み出したくなるカンジンスキーの小品が、今展示されている。あいにくタイトルは無く「無題」。
マーク・ロスコーの「シーグラム壁画」の七点は薄暗い展示室に並んでいる。この展示室に入ると足元が揺れているような錯覚に陥る。
そしてジャクソン・ポロックの「緑、黒、黄褐色のコンポジション」の前では毎回足が止まってしまう。
美術館入口前の左手に展示されているのは清水九兵衛「朱甲面」。
110展示室の奥の茶席で一休み。冷たい抹茶と和菓子は「あさがお」。
濃い緑の中からDIC総合研究所の一部が覗いている(茶席の窓か)。
美術館を出て庭園を一回り。庭園だけの見学も可。
庭園奥の小さな池は睡蓮の葉が好い塩梅に浮いている。
睡蓮の葉の上に咲く薄紅の花はオオガハス(大賀蓮/スイレン科)。1951(昭和26)年に植物学者の大賀博士によって千葉市花見川区の泥炭層から発見された約2000年前の古ハス。
2018-07-13
ジュラシック・ワールド/炎の王国
騙されたとも知らずにイスラ・ヌブラル島に渡った主人公達を待っていたのはシボ山の噴火だった。
前作のジュラシック・ワールド から三年、恐竜行動学のエキスパートのオーウェン(クリス・プラット)もテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)も健在。銃で撃たれて弱ったヴェロキラプトルのブルーとも再会する。
ただ一人登場する少女のメイジー(イザベラ・サーモン)がクローンだったり……
恐竜を競りにかけたり、イスラ・ヌブラル島から避難させた恐竜たちを街に離してしまったりでは、恐竜への「ユメ」が薄れてしまう。
そろそろこのシリーズもこれが最後だろう。確かに恐竜たちは前作よりも更にリアルに描かれ「凄い!」の一言に尽きるが、話しが面白くない上に、見ていてワクワク感やドキドキ感無くなってしまった。
前作のジュラシック・ワールド から三年、恐竜行動学のエキスパートのオーウェン(クリス・プラット)もテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)も健在。銃で撃たれて弱ったヴェロキラプトルのブルーとも再会する。
ただ一人登場する少女のメイジー(イザベラ・サーモン)がクローンだったり……
恐竜を競りにかけたり、イスラ・ヌブラル島から避難させた恐竜たちを街に離してしまったりでは、恐竜への「ユメ」が薄れてしまう。
そろそろこのシリーズもこれが最後だろう。確かに恐竜たちは前作よりも更にリアルに描かれ「凄い!」の一言に尽きるが、話しが面白くない上に、見ていてワクワク感やドキドキ感無くなってしまった。
2018-07-06
関直美の仕事展
風戸さんが企画に携わった「関直美の仕事展 Recent Works for Five Years by Naomi Seki」が天王洲セントラルタワーのアートホールで開催されている(7月27日まで)。
会場に展示されている作品からその一部を紹介する。各作品のタイトルは不明。
「関直美の仕事」とのコラボレーションで異色のライブ・パフォーマンスも披露され、文字通り展示作品との共振を楽しむことができた。
披露された音は村井啓哲さんが追求しているカートリッジ・ミュージックに通じるものがあり、関風人さんとヴィクトリア・シェンさんのコラボレーションで久しぶりに興奮した。
関風人さんは「声」によるノイズとハードコアの交錯点を探るアンプリファイド・ヴォイス・アーティスト。
サンフランシスコから来日中のヴィクトリア・シェン(Victoria Shen)さんは自作のシンセサイザーを使用して、音の空間的物理的性質と人体との関係を探るミュージシャン。
最後は今注目の美術批評者・宮田徹也さんの関直美の作品を現代アートシーンに照らした批評で『失望する必要は無い、そこに居ることだけで意味がある』という前向きでポジティブな結論が嬉しかった。
会場に展示されている作品からその一部を紹介する。各作品のタイトルは不明。
「関直美の仕事」とのコラボレーションで異色のライブ・パフォーマンスも披露され、文字通り展示作品との共振を楽しむことができた。
披露された音は村井啓哲さんが追求しているカートリッジ・ミュージックに通じるものがあり、関風人さんとヴィクトリア・シェンさんのコラボレーションで久しぶりに興奮した。
関風人さんは「声」によるノイズとハードコアの交錯点を探るアンプリファイド・ヴォイス・アーティスト。
サンフランシスコから来日中のヴィクトリア・シェン(Victoria Shen)さんは自作のシンセサイザーを使用して、音の空間的物理的性質と人体との関係を探るミュージシャン。
最後は今注目の美術批評者・宮田徹也さんの関直美の作品を現代アートシーンに照らした批評で『失望する必要は無い、そこに居ることだけで意味がある』という前向きでポジティブな結論が嬉しかった。