2019-11-30

編集とタイポグラフィ

松本タイポグラフィセミナー「書物と活字」の第六回は室賀清徳さんと白井敬尚さんによる「編集とタイポグラフィ」。主催は松本タイポグラフィ研究会、会場は上土劇場。参加者は70名を超える。それにしも今日の松本は寒かった〜!


セミナー第一部の室賀さんの話は『アイデア』誌創刊号の紹介から始まる。



特集記事で多岐にわたるタイポグラフィの世界を取り上げてきた『アイデア』誌の前編集長・室賀さん。スクリーン上にバックナンバーを示しながらその背景にあった考え方や記事が纏まるまでの過程を語る。



第二部は『アイデア』誌のアート・ディレクターとして室賀さんとタッグを組んできた白井敬尚さんを壇上に向かえ、特集記事のアイデアやコンセプトなど編集の裏話が紹介された。



セミナー後の懇親会は上土劇場近くの凡蔵で。セミナー出席者の全員が集まったのではなかろうか。

しき美

松本駅前飲食店街の「しき美」、店主に店名の由来を尋ねたら『さぁ、よくは知らないが、四季折々に美しく……じゃないかね』



こちらのうな丼、蒲焼きは蒸さずに焼く関西風でカリッとしたウナギの角、炭の香りが好い。豪快で口に上品な甘さが残るタレだった。

2019-11-29

銀座999

“The Informer" は「ボーン・シリーズ」にも似た匂いだったと思い起こしながら、999 のコムビンザンでランチ。
今日のコムビンザンは豚肉と厚揚げのトマト煮込みと白身魚のフリット・チリソース。春巻きとランチ・ビールを追加。



食後のコーヒーは家では使わなくなってしまった専用のフィルターで淹れるベトナム・コーヒー。

The Informer/3秒間の死角

FBI、ニューヨーク市警、マフィアのそれぞれから追われながら、妻と娘を守らなければならないという情報屋ピート・コズロー(ジョエル・キナマン)が置かれた状況に新味は無いが、見ていて退屈はしなかった。

2019-11-23

交美会

不定期に開かれる目的不明の交美会は不動前のベルで。テーブルの上は満艦飾然。



今日の参加者は会長の恣意で決まる参加資格をクリアした船橋、木戸口、中島、瀬尾、杏橋、杉原、真篠、中山、小川、みうら、Jeon の各氏。

2019-11-22

百人一首って(2)

百人一首って」をじっくり見たくて人形町ビジョンズへ。以下は展示してある百以上の作品からの数点。

◆ 犬ん子
花の色は移りにけりないたづらに
我が身世にふるながめせしまに(小野小町)


◆ 日下潤一
ひさかたの光のどけき春の日に
しづこころなく花の散るらむ(紀友則)



◆ 南伸坊
憂かりける人を初瀬の山おろしよ
はげしかれとは祈らぬものを(源俊頼朝臣)


◆ 霜田あゆ美
あらざらむこの世のほかの思い出に
今ひとたびの逢うこともがな(和泉式部)

オールド・サイゴン

日比谷から御徒町に移動してオールド・サイゴンでランチ。



クゥワンさんのベトナム人スタッフに対する積年の悩みと一緒に、これもワンさん特製・お勧めのグリーン・カレーとフォーガを頂く。



友人とランチに来たと宣我さんが入ってきてビックリ。

ベル・カント とらわれのアリア

2001年に出版され Amazon ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーになったアン・パチェットの「ベル・カント」を映画化した作品。ジュリアン・ムーアと渡辺謙が共演している。ベスト・セラー小説を映画化しても面白い映画になるとは限らない見本のような映画。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件をヒントにした作品。



1996年、南米某国の副大統領邸で開催されるサロンコンサートに招かれた世界的オペラ歌手ロクサーヌ・コス(ジュリアン・ムーア)は日本の実業家ホソカワ(渡辺謙)と出会いお互いに惹かれ合って行く。コンサートが始まって直ぐに会場はテロリストの襲撃に遭い、結末は大統領の政治的アピールに利用される。

2019-11-20

百人一首って

百人一首を十四人のイラストレーターが描いた「百人一首って」が今日から人形町ビジョンズで開かれている(11月30日まで)。



面白い!
とにかく面白いのでゆっくり鑑賞できるだけの時間を作って再訪したい。

桜肉鍋 中江

高橋美江さんのお誘いで彼女が主宰している「街歩き」のメンバー達と三ノ輪の桜なべ「中江」でランチ。ただしご本人は不在。初めての三ノ輪、店のガラス格子戸が懐かしい。



板の間に掘り炬燵式の席、二階席は畳敷きらしい。桜なべランチに集まった九人全員と初対面。



メニューの内容は次ぎのとおり。

◆ 先付け(江戸菜のおしたし)



◆ 馬刺し



◆ タロタロユッケ(馬肉ユッケ/二人前)



◆ 馬刺しの握り寿司(二人前)



◆ ザク
(長ネギ、牛蒡、麩、焼き豆腐、シラタキ、シメジ、江戸菜/二人前)



◆ さくら鍋(二人前)



◆ 追加馬肉(二人前)玉子(各自)



◆ あとご飯(二人前)
できあがったあとご飯を白飯にのせていただく。



◆ お新香(ぬか漬け)
一緒に赤出汁も出てきた。このぬか漬けが好かった。



◆ 甘味(抹茶アイスと焼き芋アイス)
アイスクリームの下に最中の皮が敷いてある。アイスクリームと最中の皮の組合せも懐かしい。

2019-11-16

横浜港

会議まで未だ時間があったので晩秋の大桟橋周辺をブラリ。



大桟橋に係留されていた飛鳥II。

肉解禁

横浜開港資料館前で肉解禁。これから会議があるのでワインはガマン。



可愛いランチマット。



店のドア横に嵌め込まれたスカンディアのマーク。

2019-11-15

マイ・フーリッシュ・ハート

アムステルダムの安宿の二階から一人の男が転落死する。事故か自殺か事件か、ルーカス刑事(ハイス・ナバー)がたどり着いた答えはシュール。



チェット・ベーカー(スティーブ・ウォール)の悲惨な最晩年を描いたこの作品は、ルーカス刑事の存在も含めてフィクションだが多くの事実も語られている。監督(ロルフ・ヴァン・アイク)は当時のチェット・ベーカーの心象を上手く描いている。

2019-11-10

ふたご亭

ふたご亭の生姜焼き定食でランチ。値段は消費税アップ前と変わらず 700 円。店主曰く『値上げのタイミングを失してしまいました。』

DIC川村記念美術館

もう一度画家の彫刻を見に川村記念美術館へ。



池の噴水が昼前の陽射しに光っていた。



茶席の一服は金沢からの練り切り「雪吊り」を添えて。

2019-11-08

4人の芸術家による対話する島嶼

難しいタイトルの四人展が天王洲セントラルタワー・アートホールで開催されている(11月29日まで)。



4人の芸術家とは木下宏、酒井信次、建畠朔弥、吉本義人の諸氏。主催者から許可を得たので一部を紹介する。

◆ Level Gage II(建畠朔弥)



◆ たたずむ Foot(木下 宏)




◆ 建物 Building(木下 宏)



レセプションで展示作品に絡んだダンスパフォーマンスを披露するダンサー小野明子さん。