専修大学神田キャンパス入り口に掛けられた「箱根駅伝出場決定」の看板が誇らしげに見える。
このキャンパスで世界的な欧文タイプフェイス・デザイナー小林章さんの講演会が午後2時から出版UD研究会の主催で開かれた。
急遽変更になったという広い教室はあっという間に熱心な受講者で埋まってしまった。
講演のタイトルは「欧文書体の選び方・使い方」。Linotype社でのタイプディレクターの仕事を具体的に紹介しながら、タイプフェイスデザインの要を丁寧に語ってくださった。
話の最後に、世に出回る欧文フォントのコピー商品について触れながら、悪貨が良貨を駆逐することのないようにと心を痛めておられた。世界の風潮としてタイプフェイスのグリフ(字形)には法的保護がかからない現状にお手上げということだろうか。
講演後に会場で小林さんのにわかサイン会が開かれた。著書「欧文書体」と「欧文書体2」を持って講壇に並ぶ人の列。最後に金宣我さんと朴宣映さんもサインを頂き、共に写真に収まり職場で自慢できると大満足の様子。
講演後、会場に近い中国料理店「源来酒家」で開かれた懇親会のテーブルは、出版Universal Designというより文字フリーク、小林章ファンで占められていたようだ。
通路で続いた隣の部屋にも懇親会会場があったのだがそちらは撮影できなかった。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
2009-10-31
2009-10-30
Lonely in New York
先週末雨に濡れたのがたたったらしく風邪気味。医者の見立てはH1N1(新型インフルエンザ)にあらずで一安心。
今週末は土・日ともお酒がついて回る予定があるので昨日の午後から大事をとって引き籠もり。
こんな時にタイトルとは裏腹に元気にしてくれるお気に入りの一曲がこれ。
彼女のファーストアルバム"Sophie Milman"に入っているが、全12曲中この曲だけ趣が異なる。
今週末は土・日ともお酒がついて回る予定があるので昨日の午後から大事をとって引き籠もり。
こんな時にタイトルとは裏腹に元気にしてくれるお気に入りの一曲がこれ。
彼女のファーストアルバム"Sophie Milman"に入っているが、全12曲中この曲だけ趣が異なる。
2009-10-29
2009-10-28
Kindle
2009-10-23
2009-10-22
2009-10-18
デリーと江知勝
不忍池から湯島切り通し(春日通り)に出て本郷方面に少し進むとカレーの匂いが漂ってくる。
うっかりすると見過ごしてしまうくらい小さなカレー店「デリー」が匂いの元。銀座や六本木にも店を持つ「デリー」は1956(昭和31)年にこの地で誕生している。本場インドカレー店のハシリとなった店だ。
ベンガルカレーがお勧め、お試しあれ。
切り通しを上りきって少し進むと左側に白壁の塀に柳の枝が垂れかかる料亭のような佇まいが見えてくる。
明治4年創業「すき焼き 江知勝」だ。本郷に住んでいた頃、それと知らずに一度だけ家族を連れて入ったことがある。
庭を囲んだ廊下伝いに部屋に通されたことと、すき焼きを頼んだことは覚えているが後は何が出てきたのか遙か記憶の彼方に霞んでしまった。
「江知勝」をGoogleで検索すれば情報はわんさと出てくる。
うっかりすると見過ごしてしまうくらい小さなカレー店「デリー」が匂いの元。銀座や六本木にも店を持つ「デリー」は1956(昭和31)年にこの地で誕生している。本場インドカレー店のハシリとなった店だ。
ベンガルカレーがお勧め、お試しあれ。
切り通しを上りきって少し進むと左側に白壁の塀に柳の枝が垂れかかる料亭のような佇まいが見えてくる。
明治4年創業「すき焼き 江知勝」だ。本郷に住んでいた頃、それと知らずに一度だけ家族を連れて入ったことがある。
庭を囲んだ廊下伝いに部屋に通されたことと、すき焼きを頼んだことは覚えているが後は何が出てきたのか遙か記憶の彼方に霞んでしまった。
「江知勝」をGoogleで検索すれば情報はわんさと出てくる。
雁来香とDune(砂丘)
第64回 新匠工芸会展に出品された杵渕由美子さんの作品「雁来香」。タイトルにどのようないわれがあるのか作者に聞いてみたいところだ。
今年の作品は昨年の作品「柳影」や一昨年の作品「衝羽根朝顔」と違ってフワリとした印象を受けた。
「雁来香」の柄を拡大するとこんな感じ。
同じ会場で今年も出会えたもう一人の作品が高松で作陶を続けているビルの「Dune(砂丘)」。2008年の作品は「静影」、2007年が「大地の歌」と毎年異なる手法で挑戦している。
本人に会う機会はすっかり減ってしまったが、来年はこの会場でどんな作品を見せてくれるのか楽しみになってきた。
新匠工芸会展は上野東京美術館で10月30日まで開催されている。
今年の作品は昨年の作品「柳影」や一昨年の作品「衝羽根朝顔」と違ってフワリとした印象を受けた。
「雁来香」の柄を拡大するとこんな感じ。
同じ会場で今年も出会えたもう一人の作品が高松で作陶を続けているビルの「Dune(砂丘)」。2008年の作品は「静影」、2007年が「大地の歌」と毎年異なる手法で挑戦している。
本人に会う機会はすっかり減ってしまったが、来年はこの会場でどんな作品を見せてくれるのか楽しみになってきた。
新匠工芸会展は上野東京美術館で10月30日まで開催されている。
2009-10-16
2009-10-15
2009-10-13
1800 Añejo
昨年暮れ以来の久しぶりの来日となったAmyさんを囲んだ懇親会が赤坂「ほおずき」で開かれた。この店で感心したのは出てきた料理の中に揚げたものがなかったこと、全く期待していなかった豚しゃぶの後のうどんがまともでアンコールしたいくらいだったこと。
参加メンバーが席に着く前の「ほおずき」会場。
懇親会が早めに終わったので一人Blossomへ。3階が満席だったのでひとまず4会に避難。さっぱりしたくてメニューにあったお勧めの白ワイン"Pepperwood Grove Sauvignon Blan"を頼んだ。
白を飲むことは滅多にないがお勧めワインだけあってほどよい酸味が気持ちまでさっぱりさせてくれた。
3階におりてさて何にしよう。カウンターのCuervoの瓶に目がとまったのでストレートでお願いする。この一杯、艶やかな色とスムーズな口当たり、鼻孔に抜ける仄かなリュウゼツランの香り。瓶のラベルをよく見たらテキーラの最高峰といわれる"1800 Añejo"だった。
カウンターの向こうに立つのはバースプーンを使う長沼さん。ステアーの動きが滑らかなので頬の辺りにスプーンの反射だけがわずかに写っている。
参加メンバーが席に着く前の「ほおずき」会場。
懇親会が早めに終わったので一人Blossomへ。3階が満席だったのでひとまず4会に避難。さっぱりしたくてメニューにあったお勧めの白ワイン"Pepperwood Grove Sauvignon Blan"を頼んだ。
白を飲むことは滅多にないがお勧めワインだけあってほどよい酸味が気持ちまでさっぱりさせてくれた。
3階におりてさて何にしよう。カウンターのCuervoの瓶に目がとまったのでストレートでお願いする。この一杯、艶やかな色とスムーズな口当たり、鼻孔に抜ける仄かなリュウゼツランの香り。瓶のラベルをよく見たらテキーラの最高峰といわれる"1800 Añejo"だった。
カウンターの向こうに立つのはバースプーンを使う長沼さん。ステアーの動きが滑らかなので頬の辺りにスプーンの反射だけがわずかに写っている。
2009-10-12
2009-10-11
三木俊治展
メタル・アート・ミュージアムの前を通り越して国道464号線を成田方面に走る。「い志ばし」の真向かいにある「かどかわ」で昼食にしようと思っていたが駐車場は一杯で席待ちの様子、もう一度メタル・アート・ミュージアムに戻る。
「Extrasolar Earth」と題された赤い球体に刻まれた行列。作者は「行列は人間の未来を示唆する」と言う。
赤い球体と同じ室内に展示されている二人の人体像、二人でも並べば行列か。
屋外でもジャコメッティの作品を彷彿とさせる人体像が乗る枯木の船が芝生の海に漂う。
メタル・アート・ミュージアムで開催されている「三木俊治展 -- 090909 Extrasolar Earth --」(今日まで)のパンフレットで、作者は太陽系外惑星に存在する人間に似た生命について触れている。行列し、船に乗る人体像がそうらしい。
「Extrasolar Earth」と題された赤い球体に刻まれた行列。作者は「行列は人間の未来を示唆する」と言う。
赤い球体と同じ室内に展示されている二人の人体像、二人でも並べば行列か。
屋外でもジャコメッティの作品を彷彿とさせる人体像が乗る枯木の船が芝生の海に漂う。
メタル・アート・ミュージアムで開催されている「三木俊治展 -- 090909 Extrasolar Earth --」(今日まで)のパンフレットで、作者は太陽系外惑星に存在する人間に似た生命について触れている。行列し、船に乗る人体像がそうらしい。
2009-10-09
紫嫣(Ziyan)ちゃん
信頼していた部長が在職中に陰で新規参入のライバル会社のために働き、親しかった同僚を引き抜いてライバル会社に転職、その後は前勤務会社のクライアント達にかつての勤務先の悪評を吹聴して回り、仕事を横取りしている。中国の医療機器薬事コンサルタント業界の話だ。
日本でもよく聞く話だが受けたショックとともに任科くんがメールで愚痴ってきた。当の部長氏とは東京と北京で会っているが120%営業人間で話にも力があったのを覚えている。
中国の医療機器薬事業界は法律やGBによる規制が特に複雑で厳しく新規参入が難しい業界だと聞いている。それだけにコンサルタント業界も競争が熾烈なのだろう。
愚痴メールと一緒に彼の愛娘、2歳になった紫嫣(Ziyan)ちゃんの写真を送ってきた。
日本でもよく聞く話だが受けたショックとともに任科くんがメールで愚痴ってきた。当の部長氏とは東京と北京で会っているが120%営業人間で話にも力があったのを覚えている。
中国の医療機器薬事業界は法律やGBによる規制が特に複雑で厳しく新規参入が難しい業界だと聞いている。それだけにコンサルタント業界も競争が熾烈なのだろう。
愚痴メールと一緒に彼の愛娘、2歳になった紫嫣(Ziyan)ちゃんの写真を送ってきた。
2009-10-08
2009-10-06
鮨一新
7時からの席だったが店内は相変わらず空席がない鮨一新、盛況だ。
野崎さんも杉岡さんも都合がつかなくて望月さんだけになってしまった今日の一新だが、おかげで仕事がらみの話が中心になってしまった。
鮨のお供に今ではすっかり有名になってしまった越乃景虎を熱燗でお願いする。
今まで一度も料理の写真を撮ったことがなかったので今日は初挑戦。結果はご覧の通りで気持ちがお喋りと食べる方にいってしまい何ともしまりのない写真になってしまった。
料理はカウンターに出された順に、先ず白魚。
鰹、鮪中トロ、ヒラメの刺身。
柚子胡椒の茶碗蒸し。
にぎりは全て一カン。
お腹に収まった順に左上から右に、フッコ、太刀魚、すみいか。
左下から右に炙り鯖、鮪の赤身、鮪の中トロ。
ウニご飯、厚焼きタマゴ、穴子タレ(左)と塩(右)、鉄火巻きとかんぴょう巻き。
アサリの味噌汁。
デザート(小豆アイスクリーム)。
以上の料理でITSメンバー3,000円、ビジター5,000円。
一新の後はBlossomのハバティーニとオルタンシアで閉める。
11月1日に開催されるカクテルコンペに予選を通過した白川さんが出場するというので、さっそく入場券を購入した。
野崎さんも杉岡さんも都合がつかなくて望月さんだけになってしまった今日の一新だが、おかげで仕事がらみの話が中心になってしまった。
鮨のお供に今ではすっかり有名になってしまった越乃景虎を熱燗でお願いする。
今まで一度も料理の写真を撮ったことがなかったので今日は初挑戦。結果はご覧の通りで気持ちがお喋りと食べる方にいってしまい何ともしまりのない写真になってしまった。
料理はカウンターに出された順に、先ず白魚。
鰹、鮪中トロ、ヒラメの刺身。
柚子胡椒の茶碗蒸し。
にぎりは全て一カン。
お腹に収まった順に左上から右に、フッコ、太刀魚、すみいか。
左下から右に炙り鯖、鮪の赤身、鮪の中トロ。
ウニご飯、厚焼きタマゴ、穴子タレ(左)と塩(右)、鉄火巻きとかんぴょう巻き。
アサリの味噌汁。
デザート(小豆アイスクリーム)。
以上の料理でITSメンバー3,000円、ビジター5,000円。
一新の後はBlossomのハバティーニとオルタンシアで閉める。
11月1日に開催されるカクテルコンペに予選を通過した白川さんが出場するというので、さっそく入場券を購入した。
2009-10-03
次勝博 「花蓮写真」 展
高円寺に来たのはヒトソラで開かれている矢次勝博くんの「花蓮写真展」(10月10日まで)を見るため。今回、展示された作品は2年前のものよりもキレイでインパクトがある。本人に問うと、撮影を続けるうちに『あぁ、これだっ!』と感じるものがあってから写真が変わったそうだ。
帰り際に矢次くんから紹介された店のオーナー兼マスターは彼の息子さんだった。店内の写真を取り損なったので、せめてここでマスターのブログとヒトソラを紹介しているウエブページを紹介しよう。
▶ マスターのブログ「ヒトソラBlog」
▶ 店内の様子やメニューを紹介している「cafe-master.com」
2階がヒトソラ。
帰り際に矢次くんから紹介された店のオーナー兼マスターは彼の息子さんだった。店内の写真を取り損なったので、せめてここでマスターのブログとヒトソラを紹介しているウエブページを紹介しよう。
▶ マスターのブログ「ヒトソラBlog」
▶ 店内の様子やメニューを紹介している「cafe-master.com」
2階がヒトソラ。
2009-10-01
マンダラ
今年1月に会ったきりの楊さんが出張で北京から帰ってきた。赤坂の空気を吸いたいというのでネパールレストラン「マンダラ」へ。
ダルカレー(豆のカレー)、チキンキーマとナスのカレー、巨大ナンとその下のバターライス、付け合わせサラダの盛り合わせはもてあましたほど量が多かった。
巨大ナンはほんのりと甘い香りがする。他にモモ(ネパール風蒸し餃子)、ラッシー、ネパール紅茶がついたセットで3,000円。
ヒマラヤ山脈のミネラル水で造られているというネパールの「GORKHA」ビールは爽やか系。冷えたGORKHAビールはカレーにピッタリだった。1本945円はチト高いな。
ゆったりしたホールの一方にバーカウンターとリカーラックがしつらえてある。
きつくなったお腹をさすりながら楊さんの仕事ぶりを聞かせてもらったが、年内は未だあちらこちらと飛び回らなければならないようだ(右端に写っているのは知らない人)。
ダルカレー(豆のカレー)、チキンキーマとナスのカレー、巨大ナンとその下のバターライス、付け合わせサラダの盛り合わせはもてあましたほど量が多かった。
巨大ナンはほんのりと甘い香りがする。他にモモ(ネパール風蒸し餃子)、ラッシー、ネパール紅茶がついたセットで3,000円。
ヒマラヤ山脈のミネラル水で造られているというネパールの「GORKHA」ビールは爽やか系。冷えたGORKHAビールはカレーにピッタリだった。1本945円はチト高いな。
ゆったりしたホールの一方にバーカウンターとリカーラックがしつらえてある。
きつくなったお腹をさすりながら楊さんの仕事ぶりを聞かせてもらったが、年内は未だあちらこちらと飛び回らなければならないようだ(右端に写っているのは知らない人)。