会場は文字通りの"SCRAP WONDERLAND"の世界。久々に池田くんの近況を聴くことができた。
カラフルな作品が多い中でモノトーンの二点に惹かれた。◆人魚伝説
◆パールフィッシュ
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
◆かなフォント「吉祥体」/愛川絵璃奈(浅葉克巳ゼミ)。
◆DRIP & DROP/藤井菜摘(藤原敬介ゼミ):左
◆君だって電気信号(部分)/岡本崇大(内田繁ゼミ)
前菜に選んだのはパンに海老のすり身をのせてトーストにした「タイ海老トースト」。
主菜の「ガパオ炒めご飯 フライドエッグのせ」のガパオ炒めは鶏肉。ご飯はタイ米。
週末だからなのか、ランチタイムを外れた時間帯だったからなのか店内は空いていた。
エスニック料理と銘打っているが全ての料理にタイやベトナム料理に特有のパンチがない。
会場内に満窪さん自筆の展覧会告知がイーゼルに掛かっていた。
油彩作品「ポマルツオ郊外(イタリア)」の色使いはパステルのような満窪ワールドそのもの。
他にご存じ猫シリーズと初期の作品「鳥」も出展されていた。
正面のスピーカーや店に並んだ真空管アンプに興味を示したせいだろう、帰り際に寺元さんがスピーカーのカタログをくれた。
実は、と言いながら「元々はスピーカーコーン紙を作ってたんです」と寺元さんが明かしてくれた。なるほど、そうだったのか。このスペシャル・サウンド社、寺元さんの会社だったのか。
更に奥に進むと周囲は住宅地に変わる。目的地は「金子雄生ソロ・ライブ」会場の"CAFÉ LE VIOLON"。
店内は空気そのものがアンティーク。
後半はプログラムになかった詩人の条田瑞穂さんとのコラボレーション。
神楽坂交差点で大久保通りを左折。しばらく行くと大久保通り右側に神楽坂シアターイワトが見えてくる。
シアターイワトで開催されるトークショー「明るいブックデザイン 平野甲賀、自作を語る」は連続セミナー「タイポグラフィーの世界」の一環で、今夜が四回目。
日下さんが平野さんの代表的な作品を時間軸に沿って紹介しながらプログラムは進む。
10分間の休憩を挟んだ後半は、再び斉藤さんの朗読で始まる。
会場内の壁に貼られているのは夥しい数の平野さんの作品のデジタルプリントアウト。トークショー終了後、希望者が自由に剥がして持ち帰って行ったのは主催者の好意。
今年も新書体発表をメインにした勤務先のブースは黒壁に穿った「月亮門 (Yueliang Men)」が印象的だ。