『これ何だ?』
『携帯用の魔法瓶!』
胴体はウイスキーの樽材として使われていた樹齢100年以上というオーク材の削り出し。ウイスキー「山崎」のロゴも見て取れる。クロームメッキのキャップと底部がアクセントになっていて、手にすると大きさの割には重量感がある。クロームメッキのキャップを撮ると朱色をした顔が出てくる。そう、特注の認め印だ。お洒落な小物が一つ増えた。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
胴体はウイスキーの樽材として使われていた樹齢100年以上というオーク材の削り出し。ウイスキー「山崎」のロゴも見て取れる。クロームメッキのキャップと底部がアクセントになっていて、手にすると大きさの割には重量感がある。
打合せの後は「北彩亭」に席を移して旧交を温める。
奈良教官が乗り込んで先行するJA2233 "Ka8B"。
機体の性能が異なるKa8BとKa6Eだが、翼を連ねてのランディングも見事に決まる。動画はこちら。
陽射しは大分暖かくなってきたが時折ランウエイに吹く風は未だ冷たい。訓練生は寸暇を惜しむようにウインチに曳かれて青空に吸い込まれていく。
酒は口にする機会が少ないマッコリで終始する。ボトルのラベルにはイードン・マッコリとある。TVにコマーシャルが流れているやつだ。ソウルで飲むマッコリは微発泡性のサワサワしたマッコリだがこれは無発泡だった。
飲み足りない面々がマイケルくんの店、赤坂の「えん」に移動して二次会と相成った。マイケルくんが予め椅子を外に出して新記録の収容人数20名を達成したようだ。
勝手知ったる「えん」のカウンター内に入り込んだ岡崎さん、Sさん、野崎さん。
2階に上ると天井を一面に覆う雲の下で、大きな巣に掛かった獲物を窺うかのような蜘蛛にギクリ。なるほど「雲と蜘蛛」か。
2階展示会場の天井から吹き抜けになっている1階の天井までを覆う雲はなかなかの力作。1階受付の前と太鼓橋の辺りは雲越しの柔らかい光に包まれた心地よい空間になっている。
談話室に入ってもう一度土ギクリ。テーブルから何か得体の知れない形状をした者が覗いている。
屋外展示場では凧揚げをする蛸が一匹。今度は「蛸と凧」だ。
談話室に戻ろうとして屋根の上で空を仰いでいる5匹の猿に気付く。彼らの視線の先は成田空港を飛び立った旅客機の通り道になっている一角のようだ。
準優勝が連続5回続いている銀三郎くんの津軽三味線全国大会(於:4月4日/日比谷公会堂)。今年こそ優勝をと願う金三郎くん。
初めて入った紀尾井ホールはいかにもクラシック音楽演奏会場然とした佇まい。もちろん見た目も響きもキレイなホールだ。
ライブコンサートのタイトルは"Bass x Piano ~美しい自然は美しい調和を生む~"。四人のピアニストが交代でベーシスト・鈴木良雄とDuoを組むライブステージは異色だろう。
二つ目のユニットはピアノが山本剛に交代。Erroll Garnerばりの流麗なピアノタッチは、彼のアルバム「ミスティ」の大ヒットを納得させてくれる。演奏曲目は次の4曲。
休憩を挟んで後半最初のユニットはイサオ ササキのピアノ。韓国では知られたジャズピアニストでテレビドラマの主題曲が大ブレイクしているとはチンさんの紹介。
最後のステージは穐吉敏子のピアノ。ステージに現れた彼女はとても80を越えたお歳とは思えない若々しい足取りでチンさんに近づき握手。シャープでスケールの大きなピアノにチンさんのベース。どちらがどちらをサポートするというでもない楽しいDuoだった。演奏曲目は次の4曲。
ステージ上の一台のピアノが奏者が変わる度に異なる表情を見せる。もちろん、チンさんもライブハウスでの演奏とは違った大真面目な一面を見せてくれた。
「歩崎園地」の駐車場はほぼ満車。園地の売店「かすみがうら市生産物直売所」でシジミの佃煮を買い、顔見知りの店員姐さんに勧められるままにストーブで体を温め出してくれた熱いお茶をいただく。
この辺りで冬に吹く風を筑波颪(筑波おろし)と呼ぶが、筑波山を越えて吹いてくる北西の季節風は特に冷たく強い。中学2年生の丸一年を歩崎園地の近くで過ごしたがその頃の冬は霞ヶ浦の水面が氷ったのを覚えている。
時計は11時を廻ったばかり。早すぎたなぁと思いながら店の入り口を見ると暖簾が下がっている。重いガラス戸を開けると『いらっしゃい!』の声。
店主のノートPCはかなり大型の東芝QOSMIOだ。用途を伺うと『趣味でいじってるだけでして…。』とぶっきらぼうな返事が返ってきた。
座席を勧められたがブーツを脱ぐのが面倒なのでカウンターに座り、うな重(松)1,575円を注文。うな重は他に竹1,365円、梅1,050円があった。ノートPCを片付けるでもなくそそくさと厨房に入る店主、言葉遣いは丁寧だがすこぶるつきの取っつきにくさだ。
12時が近づくと入れ替わり立ち替わり予め注文してあったと思われる蒲焼きやうな重を受け取っては出て行く客が続いた。地元の人達に愛されている店の様子がうかがえる。
十数年前は1億数千万円していた機械だったと記憶しているが、新しいこの機械、約7,000万円とほぼ半分の価格になっているという。