2011-12-22

ピッキーヌ

忘年会シーズンなのに人影が少ない夜の阿佐ヶ谷スターロードが寒々しい。


「金子雄生ソロ・ライブ」の前に腹拵えをと、前々から気になっていたスターロードの奥まったところにある小さなタイレストラン「ピッキーヌ」へ直行。


店のドアを開けると店内は狭い。12名で満席になってしまうテーブルの上に可愛らしい貝殻のシェードが下がっている。


初めて入った店なので、メニューを見ながらウエイター氏のアドバイスを受けてセットメニューから豚肉入りこいくち麺「クッティオムー」と豚の甘辛焼き飯「カオムーヤン」を選んだ。二品で850円はお得感が強い。飲み物にSINGHAビール(500円)を注文した。

テーブルに出てきたクッティオムーとカオムーヤンの香りにノックアウトされた。香りだけで涎が出てくるほど。香りどおりの味でピッキーヌが阿佐ヶ谷のタイレストランとして知られた店であることに納得。厨房で腕を振るうコック氏はタイのビジットの人と聞いて意味もなく納得。


二階席も一階と同じくらいの広さで12名分の席が用意されていた。


ピッキーヌのオーナーは今夜の「金子雄生ソロ・ライブ」会場になるお隣のカフェ・ヴィオロン(CAFÉ LE VIOLON)のオーナーと同じ寺元さん。演奏前に寺元さんにピッキーヌの意味を聞いたら、長さが2cmほどのタイの小さな唐辛子のことで小さいながら唐辛子の中でも一番辛い品種だそうだ。

寺元さんの話によればピッキーヌとはネズミの糞と言う意味だという。店のメニューには「PLIKK KEE NOO」と刷られているがインターネットで検索すると、同じような唐辛子のことで「PRIK KEE NOO」と出てくる。果たしてこの二つは別物か?

* 後日、ピッキーヌの綴りをバンコクの友達に確認したら "prik kee noo" が正しいと教えてくれた。

2 件のコメント:

  1. たまねぎ11:09 午前

    「ネズミの糞」という意味の唐辛子という説明の仕方を見たことがあるので、店名は「唐辛子亭」的なことなのでしょうね^^。辛さが突出している唐辛子だそうです。

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  2. たまねぎさん、
    ネズミの糞については自信がなかったのですが、たまねぎさんからコメントを頂いて安心しました。
    ありがとうございます。

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