2020-03-25

オールド・サイゴン

銀座線で上野広小路へ移動、オールド・サイゴンへ。カレーとフォーのセットに生ビールでランチ。完食するとかなり腹がきつくなる。

三島由紀夫 VS 東大全共闘 50年目の真実

1969年5月13日、東大駒場キャンパス900番教室。ここに集まった1000人超の学生を前にして戦わされた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会のドキュメンタリー作品。学生達に語りかける三島由紀夫の語り口が丁寧なのが意外だった。二十代から四十代くらいまでの人達に是非見て欲しい。

GESHARY COFFEE

目指した店の開店時間がコロナウイルス騒ぎの影響でⅠ時間遅くなっていたのを知らなかった。
やむなく日比谷ツインタワービル真向かいのコーヒーショップへ。
ゲイシャ種だけを使っているコーヒーショップだと入店してから気づいた。家で使っているGujiより滑らかでコクがあり後味はさらにスッキリしている。場所代も入っているだろうが一杯800円でマズかったら詐欺だ。

2020-03-21

Bass Talk ラストライブ

とうとうこの日がやってきてしまった南青山 Body & Soul。
一年前にチンさんの誕生日祝いを兼ねた新譜 "Beyond the Forest" の発売記念ライブがあったのもこの日、この開場だった。



Bass Talk のメンバーは結成以来19年、変わらない四人、鈴木チン良雄(B)、野力奏一(P)、井上信平(Fl)、岡部洋一(Prc)。



『何事もいつか終わる日が来る』とは何ともチンさんらしい一言。
コロナウイスル騒動で満席というわけにはいかなかったが、その分、集った Bass Talk ファンの熱気がスゴかった。

きのこくらぶ

吉高から464号線で麻賀多神社裏のきのこくらぶへ。



きまぐれ御膳の主菜は鶏唐揚げ甘酢タルタル・ソース。


これまでもコーヒー・カップは全て藍色。

吉高の大桜

気温が20度を超えてきたので吉高の大桜を偵察。枝の先に少しだけ赤みが増している。



この分だと見頃は半月後か。



大桜の周囲は春。



大桜の近くに咲くソメイヨシノはボチボチ見頃。

2020-03-19

フリージア

花瓶に放り込んだフリージアが開き始めて、部屋に誰か居るみたいだ。

2020-03-17

馬橋の夕焼け

地上はコロナで騒がしい。
沈むまでボンヤリ眺めた夕日、明日も昇る……だろう。

2020-03-15

おかやま食堂

佐倉の肉屋がやっているとんかつや「おかやま食堂」まで一走りしてランチ。破れのれんはご愛敬。



定番の「本日のランチ」は揚げ物と刺身のセット。揚げ物はコロッケとヒレカツ。とんかつ屋なのに美味い刺身は非冷凍。

2020-03-13

鮨処大舷

監督からのメッセージを受け取れないまま、今日も飲食店の自主応援で銀座の外れ「大舷」へ。
にぎりを頼んだらネタが切れたからといって出てきたのは「ちらし」だった。文句はない。丼の陰は銘柄を聞き忘れた冷や酒。


ジョン・F・ドノヴァンの死と生

グザヴィエ・ドラン監督がこの作品で何を言いたかったのか、不可解。
若手の俳優ルパート・ターナー(ベン・シュネッツァー )は人気俳優ジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)と文通していたときのことを不意に思い出す。



母子家庭で育った温和しいターナー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、小学校でからかわれながらもドノヴァンとの手紙のやり取りに喜びと誇りを見いだしていた。



人気俳優ドノヴァンが亡くなってから10年、華やかな日々の裏で周囲から理解されない孤独な顔があぶり出されて行く。
短いカットを延々と繋いだ映像は綺麗だったが、見ている方は粗筋を追うので精一杯。

2020-03-12

山形田

コロナウィルス騒ぎの中、今日も外食産業の自主応援で一月以来の山形田へ。
山形田の酒がいなくなってしまったので、さて何にしよう。『昨日開ける酒なんだけどね』と行って作間さんが勧めてくれたのは福島県白河の「生粋左馬」。舞茸とコゴミの天ぷらと一緒に。



昨日は3月11日、東日本大震災が起きた日、それで福島の酒、なるほど作間さんらしい。
「生粋左馬」は口当たりがサラッとしているのに、口に含むとしっかりとしたコクで仄かな甘さが広がる。一月の「髙柿木」よりもさらに危険な酒だ。


お決まりの冷やし地鶏ソバは思い切り盛りが好い。作間さんの心意気で、コロナウイルス対策なのだそうだ。

2020-03-11

オールド・サイゴン

コロナウィルス騒ぎの中、今日も外食産業の自主応援。それにしてもベトナム料理が続いているな。



グリーンカレーとフォーガのセットでランチ。

2020-03-09

銀座999

上野から足を伸ばして銀座999でランチ。



グランドメニューから選んだ「ココナツ風味の唐揚げ」と「空心菜と牛肉のニンニク炒め」。空心菜も悪くないがココナツ風味の方がが好みに合っていた。


第31回 蒼溟書展

殆どの展覧会が中止になっている東京都美術館、入り口のオブジェは撮影者しか映り込んでいない。


そんな中「第31回 蒼溟書展」が今日から3月15日まで開かれている。



以下は岡澤さん、佐々木さん、西塚さんの作品。

◆ 岡澤慶秀
臨 鄭長猷造像記



◆ 西塚星峰
臨 漢 金文


◆ 佐々木愛
漢 禮器碑之臨
佐々木さんの作品だけガラスケースに展示されていた。


2020-03-08

銀座999

その後、アラバマ州は変わったのか……、銀座999に着いたら3時過ぎ。



春限定の肉詰め厚揚げ豆腐のトマト煮フォー、生春巻きと生ビールでランチ。
肉詰め厚揚げ豆腐はベトナムがんもどきか、トマトの酸味が爽やかなトマト煮フォーも初体験。

黒い司法 0%からの奇跡

1980年代のこと、ハーバード大の法科を卒業して弁護士になったブライアン・スティーブンソン(マイケル・B・ジョーダン)は、黒人差別が根強く残るディープ・サウスのアラバマ州で犯してもいない罪で死刑を宣告され収監中のウォルター・マクシミリアン(ジェイミー・フォックス)の無罪を勝ち取るために立ち上がる。



検察によって仕組まれた証言や白人だけの陪審員によって確定した死刑は動かせない事実だと、ブライアンに不信感を持つウォルター。



受刑者の人権擁護活動に当たるエバ・アンスリー(ブリー・ラーソン)は傍でブライアンを支える。
ブライアンやエバの努力によってウォルターは釈放され、その後、真犯人も特定されるが未だに検挙されていないという。
"Based On A True Story" のスーパーインポースが、これがわずか30数年前に起きた出来事なのだということを思い起こさせる。

2020-03-06

レ・ミゼラブル

ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」を下敷きにした作品の類いではなかった。
パリ郊外のモンフェルメイユ。警察の犯罪防止班、クリス(アレクシス・マネンティ)とグワダ(ジェブリル・ゾンガ)に新たな仲間としてステファン(ダミアン・ボナール)が赴任してくる。





移民や低所得者が多く住む危険な犯罪地域と化した、この町はヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台として知られている。
犯罪防止班が町をパトロールするうちに、複数のグループが緊張関係にあることを察知するが、彼らが立ち向かわなければならないのは大人の無法者達の世界ではなかった。



一人の少年が引き起こした些細な出来事から自体は後戻りできない大きな騒動へと発展する。ラストはラジ・リ監督が観客に向かって直球を投げつけて来て突然終わる。
昨年の第72回カンヌ国際映画祭でポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」と並んでパルムドールを競ったらしいが確かに好い作品だ。

2020-03-03

名もなき生涯

初めて会った時からお互いに惹かれ結婚するフランツ(アウグスト・ディール)とファニ(ヴァレリー・パフナー)。



1939年、オーストリアの小さな村、ザンクト・ラーデグント。
山と谷、豊かな自然に囲まれた畑で農業を営む平和なこの地にも、第二次世界大戦でオーストリアを併合したナチスドイツの影が迫ってくる。



フランツは自らが信ずるキリストの教えに従って兵役とヒトラーへの忠誠を拒否し逮捕される。
フランツ・イェーガーシュテッターという実在の農夫が、36歳でナチスによって処刑されるまでの経緯を描いた、見る者に美しく重いテーマがのしかかってくる作品。



フランツに従うという形でその堅固な愛を示すファニの姿にも心が苦しくなる。今の政権を担う一人一人に見せたい一作だ。