2018-09-29

没後50年 藤田嗣治展

いつの間に残された会期は残り10日足らず。門が開く前の東京都美術館前の80人余りの列に加わった。


音声ガイドから推察するに、パリに渡って直ぐからパリ画壇に対する藤田自身の熱心なプロモーションがあったことが窺える。

2018-09-28

山形田

映画の後は「山形田の酒」ではなく佐久間さんが強く勧める「金のおおわらじ」。
山形の米「米合川1号」は10年に1度、浅草寺へ奉納する「大わらじ」を作る藁のため栽培される。藁は大わらじになるが米は山形県村山市の蔵本・六歌仙の手によって「金の大わらじ」になったとは、佐久間さんの説明。



苦手なしつこい甘さが無い「金の大わらじ」だが、やっぱり「山形田の酒」の方が好みだ。



冷やし地鶏ソバは汁まですっかり頂いた。

散り椿

葉室麟の「散り椿」が原作。
家老・石田玄蕃(奥田瑛二)の収賄とそれを糺そうとする側用人・榊原采女(西島秀俊)と助っ人の浪人・瓜生新兵衛(岡田准一)、お家の不祥事を描いているのだがドロドロした空気はない。



新兵衛の妻・篠(麻生久美子)の妹・里美を演ずる黒木華が田中裕子を彷彿とさせる。



シャープで低い姿勢の殺陣が新鮮。全篇背景の自然描写が好い。

2018-09-24

吉田昌司展

「吉田昌司展 — for a while しばらくの間 —」は今日から銀座のギャラリー・オカベで開催(9月29日まで)。



◆ cluster 400 (〜600) x 120 (〜200) x 120 (〜200)mm



2013年来彼の作品に接していないが今回の "cluster" も "forms" も、上手く言えないが純度が上がっている。
しばらく体調を崩していたと聞いたがすっかり元気になられた吉田さん。

顔たち、ところどころ

これまでの仕事で2018年に米アカデミー賞の名誉賞を授与された映画監督アニエス・ヴァルダ。



アニエスよりも54歳年下で、生活する人々の大きなポートレートを貼り出す「Inside Out(インサイド・アウト)」で知られるアーティストJR。



この二人がJRの車でフランスの地方を旅しながら村の人々と交流し作品を残していく。



二人の作品に協力する村の人達は、完成し壁に貼られた作品を見て自分達が主人公だったと知る。
訪れては去ることを繰り返す二人の創作の旅は、決して小難しいことを押しつけてこない。


2018-09-23

銭煥慶

台北本社国際広報部の王さんからもらってきた「中国字體設計人 」を見ていたら気になる記事があった。


銭煥慶氏へのインタビュー記事がそれで、彼は字體設計人ではなく上海華文で技術を身につけた活字彫刻家のようだ。インタビューの中で一号から六号の華文正楷があったと言っている。
この本、台南で買った字言字語よりもズット中身が濃い。

2018-09-22

台北松山飛行場

張さんとの慌ただしいランチの後、そこから松山空港まで張さんに車で送ってもらった。写真は搭乗機。

日星鑄字行

帰国する前に張さんの顔を見に日星鑄字行へ。


店の前に張られた張さんの似顔、似てるな。



親が連れてきたのだろうが、馬を覗く子供が居たのにはビックリ。

台北馥華商旅南港館

ビジネスホテルでこのバスタブはありがたかった。

2018-09-21

紅豆食府

蘇精さんが案内してくれたのは遠東SOGO台北敦化館地下二階の「紅豆食府」。テーブル一杯の料理に呆れながらAnnさんを交えての小宮山さんの話題で盛り上がる。
この店の名物の一つ、東坡肉はさすがだった。蘇精さん、ご馳走さまでした(写真は同店のホームページより)。

南港軟体園区(2)

予定されたセッションは全て終わった。
残るは蘇精さんに会うこと(写真は会議室の窓より)。

2018-09-20

欣葉 小聚

朝から一日続いた今日のセッションを終え、夜の誘いを断って中国信託金融園区内の欣葉小聚でノンビリ一人晩餐。



◆ 金牌台湾啤酒/台湾ビール 大瓶(120元/450円)
◆ 百合炒蘆筍/百合根のアスパラ炒め(320元/1210円)



◆ 葱爆菲力/牛ヒレのネギ強火炒め(420元/1588円)



◆ 精燉黄金蜆湯/シジミのスープ ニンニク風味(150元/567円)



◆ 手打杏仁豆腐/
  シンイエ名物 手作りモチモチ杏仁豆腐(100元/378円)

会議室

会議室。

台北園區街

後からやって来た力に囲まれて。
今となっては懐かしい佇まいになってしまった。

2018-09-19

南港軟体園区

台北に着いたら35℃、身体がついてこない。
ビルの白い壁が眼を刺す(写真は中国信託金融園区)。


2018-09-16

房州屋

佐倉藩総鎮守・麻賀多神社の右隣、ゴツンとした印象の「蕎麦処 房州屋」。
果たして蕎麦もゴツンとしているか?



竹の舟に載って出てきた蕎麦。
見た通りのウドン蕎麦だった。鴨汁は鴨の脂がたっぷりで、かなり塩っぱい。これが佐倉の蕎麦の典型なら残念。

DIC川村記念美術館

空はなんとか保ちそう、というわけで川村記念美術館へ。



美術館入り口脇に屋外展示されている「リュネヴィル/1994年 フランク・ステラ作/ステンレススチール・アルミナ・ブロンズ」。



110展示室からは見えないが、奥にある茶席で一息。



茶席の窓で揺れる西洋ススキ(パンパ・グラス)。



この風景も落ち着く中庭。

イワタ五号明朝かな

イワタ五号明朝かなによる台北のタイプフェイス・デザイナーのリスト。

2018-09-15

オールド・サイゴン

映画の後のランチは「豚肉焼きとモチ米飯」に「空心菜とニンニク炒め」とこっそりビール。
衛生上なのか洗う都合なのかモチ米飯の篭にビニールを敷いてあるのは、モチ米が水っぽくなってしまっていただけない。

ザ・プレデター

リドリー・スコットの出世作「エイリアン」のような恐怖も興奮も感じないB級とA級の間くらいの作品だった。
初代「エイリアン」に登場するスペース・エイリアン像(デザインはハンス・リューディ・ギーガー)を越えるエイリアンを描くのは至難。

2018-09-14

泣き虫しょったんの奇跡

上映時間の半分以上が対局シーンではなかったか。
単調な画面なのに緊張が切れることなく最後まで楽しめたのは、不可能と思われていたことを実現する実話だったからか。プロ棋士・瀬川晶司が書いた自伝的ノンフィクション小説の映像化作品。

銀座999

映画の前のランチはバインミー・セットに生春巻きとこっそりビール。

2018-09-08

清祥庵

京成線・佐倉駅前の清祥庵 でランチ。バイクを停めておく場所がないので駅前パチンコ店の横にある駐車場へ。
プチ前菜は小さなサイコロに切ったタコやドラゴンフルーツなどを香辛料がきいたソースで和えてある。今日の冷製スープはコーン。



野菜蒸篭は野菜毎に蒸し上げた地元産の季節野菜を小さな蒸籠に纏めている。特製マヨネーズとニンニク入りオイルが添えられている。



メインは好みで牛、豚、鶏、羊を頼む。頼んだことはないが魚もあるようだ。これは見ての通りフィレ。
食後のコーヒーは大きめのカップにたっぷりだった。

マツムシコーヒー

松虫寺の左隣に「松虫癒しの里」で、さらにその奥が注文を受けてから焙煎すると謳う「マツムシコーヒー」店。8年前までは「ミニ・ギャラリー 」だった所だ。



店内はなんとも素朴、煎った豆の香りがつまっていた。
浅煎り豆はないというので、オーナーお勧めのマツムシコーヒーのブレンドをお願いした。一口目の酸味が強めで不味くはなかったが好みでもなかった。



マツムシコーヒー店の周囲に立ててあった狂歌の辻札。