2020-08-31

Loving Touch

先週の金曜日に発売記念ライブの会場で入手したチンさん、山本さんの “Loving Touch" を再生。ジャケットのデザインがチンさんのアルバムらしく無いが中身は好い。
アルバムのタイトルになっている “Loving Touch" は繰り返し聴いてしまった。

P-4500

いなくなった P-550 の代わりを務めることになった P-4500。
鳴らしたてなのでエージングが進んでどうなるか分からないが、P-550のゴリゴリ押し出す音に比べて上品でキレも良い。スペック上の S/N は P-550 の方が2dBほど好いのに P-4500 の方が音の背景に透明感がある。8Ω負荷の定格出力は P-550 の1/2.5、両サイドに剥き出しのヒートシンクの効果もあるのか P-550 のように熱くならないのは好い。
フロント・パネルのデザインは P550 の方がシンプルで好みだ。

2020-08-28

Loving Touch 発売記念ライブ

新宿ポルカドッツでチンさんとヤマちゃんのデュオCD発売の記念ライブ。 鈴木チン良雄(b)、山本剛(p)。
打々発止あり、追いかけっこあり、謳うようベース、澄んだピアノの音、酒好し、料理好しのポルカドッツのライブは楽しかった。 会う度に思うこと、山本さんの後ろ姿、ミノさんによく似ているな〜。

オフィシャル・シークレット

2001年9月11日、同時多発テロ事件を契機として、米国ブッシュ政権はテロへの報復感情からイラク戦争開戦に向けあらゆる手段を講じていた。
英国の諜報機関GCHQ(政府通信本部)に勤務するキャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)は、イラクを攻撃するための違法な工作活動を促す米国の諜報機関NSA(国家安全保障局)のメールを目にし、強い憤りを感じてそのメールをマスコミにリークする。
紙上に掲載されたメールに英国式の綴りが複数見つかるなど、スクリーンを見ているものにとって『エッ?』というシーンもあって、謎のメールの発信者に迫って行くプロセスはスパイ映画さながら。
公務秘密法違反で起訴されたキャサリンの『政府はいずれ変わる。私は政府のために働いているのでは無く、国民のために働いているのだ』というセリフの意味が分かる輩が、今の日本にどのくらいいるのだろうか。

今朝の空

天気予報が『今日も猛暑』と告げる今朝の空。朝から雲が元気だ。

2020-08-26

P-550

C-280VC-2450 + AD-2850 に入れ替えたときに心配したことが杞憂では無かった。その時は来るときは来るもので、これも1994年発売のパワー・アンプ P-550。これが無いとスピーカーを鳴らすことができない。

2020-08-25

Ortofon 2M Bronze PnP Mk II

MC の SPU-G を使うことは滅多に無いが、その Ortofon から出ている MM の 2M Bronze PnP Mk II が届いたので早速鳴らしてみた。低い音も芯があってぼやけることが無くリッチで力強い音だ。
Shure の V15 type V-MR が細くて冷たい音に、DL-103がザラついた音に聞こえる。

ジャズ(2)

昨日のつづき。
チンさんの本「人生が変わる55のジャズ名盤入門」が選んだランキング・リストからトップ6から10を聴く。
No. 6: Cool Struttin' / Sonny Clark
No. 7: Moanin' / Art Blakey & The Jazz Messengers
No. 8: Groovy / Red Garland
No. 9: My Funny Valentine / Miles Davis
No. 10: Overseas / Tommy Flanagan

2020-08-24

ジャズ(1)

DL-103の針圧を0.25グラム落として、チンさんの本「人生が変わる55のジャズ名盤入門」が選んだトップ5を聴く。
No. 1: Kind of Blue / Miles Davis
No. 2: Saxophone Cololssus / Sonny Rollins
No. 3: Somethin' Else / Cannonball Adderley
No. 4: Waltz for Debby / Bill Evans
No. 5: Ballads / John Coltrane

2020-08-22

きのこくらぶ

テラス席に下がる真新しい「氷」の吊り旗。
今日も12時前からテラス席まで一杯。
ランチのきまぐれ御膳はメインが「鶏肉の塩麹から揚げ」。
コーヒーの左は店長差し入れの「まくわうり」。

麻賀多神社

ソロでショート・ツーリング。
印旛沼周辺に多い麻賀多神社の、ここは台方本社の拝殿。
周囲は文字通り鎮守の森で、拝殿の裏に回ると小径が「きのこくらぶ」に通じている。

2020-08-21

銀座999

ジャズを堪能した後は銀座999でランチ。今日のコムビンザンはサイの目切りにした豚角煮、揚げ春巻き、鶏唐揚げにベトナムビール333。

真夏の夜のジャズ

1958年に開催された第5回「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」のドキュメンタリー・フィルム、1960年に日本初公開。今回の上映は日本公開60年を記念した4Kによるリバイバル映像。 錚々たるプレヤー達が何のてらいも無いステージに上り、屋外に木製の折り畳み椅子を並べただけの観客席をスイングさせる、好い時代の香りたっぷりの一時間半だった。



ステージのカットが寄りの映像ばかりなのが残念。

2020-08-18

看護婦免状

探している時に見つからなくて、思わぬ時に出てくる好例が、25歳の写真が残る母の看護婦免状。これは未だ捨てられない。

2020-08-16

銀座999

未だ生ビールの提供が再開されていないのでホーチミンのビール 333(バーバーバー)を頼んだら、一緒に<ベトナム風鶏の唐揚げ>が出てきた。料理長からの差し入れだ。金色のソースの香りがホーチミンの食堂そのもので堪らん。『料理長、ありがとうございます』



フロアー・スタッフくんの『ビールのつまみに好いですよ』の勧めで頼んだ<ハノイの揚げ春巻き>。これもソースが決め手。



赤い星形で囲んだ激辛印は<ガー・サオ・ラン>。鶏モモと春雨にココナツミルクを加えた炒め物。用心しながらの一口目、普通のピリ辛だった。ココナツの香りとピリ辛で色が進む。

インセプション

現実と夢の中(第一階層の夢)と、その夢の中の夢(第二階層の夢)と、その夢の中の夢(第三階層の夢)、さらにその夢の中の夢(第四階層)が舞台なので予習してから見るべき作品。各舞台が入り混じるので気を付けていないとストーリーすら分からなくなる。階層が深くなるほど時間の流れは早いという約束もある。

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は他人の夢の中に忍び込み潜在意識から機密情報を盗み出す産業スパイだが、日本人実業家のサイトー(渡辺謙)からある人物にアイデアを植え付ける仕事を依頼される。



コブが選んだそれぞれの分野のエキスパートが目的に向けて夢を共有する。浮遊シーンが良くできている。何故浮遊シーンなのかは上の階層の影響を受けているから。



ラストシーンではコブが望んでいたとおり、家に帰り幼い子供たちと再会する。コブはそこでトーテムと呼ばれる夢か現実かを判断するコマを回す。コマが回り続ければ夢の中、途中で止まれば現実なのだが、コマが一瞬ユラッとしたところで映画は終わる。予習して行ったおかげで楽しむことができた。

2020-08-15

明日香の弁当

明日香も COVID-19 の影響を受けているのだろう、持ち帰りの弁当に力を入れていると案内状が来たので応援のつもりで注文。明日香のスタッフが直接届けてくれた。



炊き込みご飯とウナギの押し寿司で米飯の量が多いと思ったが変化があって完食してしまった。ウナギの押し寿司は秀逸。
お共に開けた CAVA Roger Goulart Cava Gran Cuvee JOSEP VALLS 2013 はピッタリだった。

松虫寺

家を出る10時には外気温はすでに29℃、今日も暑くなるナ。
北総線・印旛日本医大駅から1.5キロメートル、印西松虫の地に聖武天皇(701 – 756)の第三皇女・松虫姫(不破内親王)の乳母・杉自の塚 がある。杉自は松虫姫と共に姫の難病治癒を祈願して大和からこの地にやってきてここで生涯を終えた人。



杉自塚
松虫姫の乳母杉自は姫が病癒えて奈良の都へ帰っても、この地に残り、文字や養蚕・はた織り・裁縫など都の技術を里人に伝え、したわれ没後、村人はここに塚を建て偲んだ。



杉時の塚から300メートルほど戻ったところにある松虫寺は奈良東大寺・大仏殿(752年建立)より7年前の天平17(745)に行基によって建てられたと伝わっている。写真は薬師堂。
本尊の開帳は33年に一度で前回は2012年だった。次回は2045年になる。
松虫寺を離れるときのバイクが示している外気温は38℃になっていた。

2020-08-14

ファヒム パリが見た奇跡

実話を元にした作品。
母国バングラデシュを追われ家族を残して父親(ミザヌル・ラハマン)と二人でパリにたどり着く8歳のチェス少年ファヒム(アサド・アーメッド)は難民生活を余儀なくされる。



故郷で天才チェス少年として知られたファヒムは、フランスでも有数のコーチ・シルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)と出会いパリのチェス大会で頭角を現してゆく。

2020-08-11

立花光朗 彫刻展

山形田で暑気払いをして、37度を越す暑さにメゲルこともなく「立花光朗 彫刻展」が開催されている歌舞伎座裏の「えすぱすミラボオ」へ(8月15日まで)。



今回は今までの作品よりも余計なものを削ぎ落として、どの作品も纏っているオーラのようなものが見える。今年の立花さんは階段を登ったナ。

◆十一指 明(180 x 70 x 60d)


「十一指 明」の頭部


「十一指 明」の頭部(別角度)


会場には作家の立花さんと今回の展覧会を企画した風戸さん、8日に小松庵総本家 銀座で作品を見せていただいた下向さんがいたので記念撮影。



上総国に「十一指の森」と呼ばれる森があります。生えている木は、杉や檜などの植えられた木ではなく、椚・橅・楢・楠などの広葉樹です。
森の一角に大きな長屋門を持つ邸宅があり、徳川家康が鷹狩りの際に立ち寄り、お茶を飲んだと言われています。また、樹齢三百年を超える巨木が幾本か生えています。
「十一指の森」の木は、生まれて五十年で魂を持ち、百年を超えるとその洞に「人の姿」を宿すと言われています。月のない夜、稀にその「人の姿」を表すことがあり、その姿は人と見分けがつきません。ただ一つの違いは足の指が十一本あることです。そのためそれは、足を見せません。やがて木が寿命を迎え、消えていく時、足までの姿を露わにします。
会場の木の像は、「十一指」の物言わぬ「人の姿」です。(会場のチラシより)