2018-02-25

わたしのあかし

阿佐ヶ谷美術専門学校の今年の卒業制作展のタイトルは「わたしのあかし」。



受付はお馴染み赤テント。



卒展ポスター。


以下は記憶に残った作品。

◆ Tarantula Chir/杉田守巨



◆ あきる野文化財/鎮西風音

カフェ・バリ・チャンプル

渋谷から副都心線→丸ノ内線と乗り継いで新高円寺に移動。カフェ・バリ・チャンプルでのランチはいつものナシ・チャンプル。

Blank 13

賭け事に借金、雨が降る夜、タバコを買いに出たまま行方不明になった男の所在が、13年振りに胃癌で入院している病院で見つかる。




男の告別式で男の妻も子供達も知らなかった、13年間の男の一部が参列者によって明らかにされる。
実話が元になっているという人生奇談は面白い映画では無いがお勧め。

2018-02-23

ウンジョン・ライブ

渋谷から地下鉄銀座産で浅草に移動、銀座線の端から端までだ。
行く先は浅草ソウル・トレイン「ウンジョン・ライブ」へ。
メンバーはウンジョン(Vo)藤井寛子(P)櫻井郁夫(B)。

桑沢2018

母校の卒業制作展は今日から三日間(2月25日まで)。
同好の士は大熊肇さんと于くん。



卒業制作展のフライヤーはトーテムポール形に切り抜かれている。制作はイラストレーターの片岡徹弥さん。



二階に上がると浅葉克己所長が出迎えてくれる。


以下は印象に残った作品の一部。

◆ 迎春フォント/周 易
漢字の校正と筆順を崩して、形を再構成することにトライした。



◆ 視線の鏡/福永涼乃
生き物たちの毛並みや鱗を纏った姿を、自分に見えたままを書いた。



◆ ユートピア/鶴田琴乃
他人を理解することの難しさを表現したかった。



◆ Optical/田中美沙

2018-02-22

文字情報技術促進協議会 特別講演

第九回 文字情報技術促進協議会 総会後の特別講演は元京都大学総長で前国立国会図書館館長の長尾 真さんによる「IT技術の変遷と自然言語処理」と、京都大学名誉教授で改訂新版「新字源」の編集に携わられた阿辻哲次さんによる「新字源の改訂をめぐって」。
続くパネル・ディスカッションはパネリストとして上記のお二方に協議会から会長の小林龍生さん、村田 真さん、田丸健三郎さんが加わり熱いバトルが繰り広げられた。IMEと文節の自動記録については会場を巻き込んだ応酬も見られ、特別講演とパネルディスカッションは大変に濃い時間になった。

左から阿辻哲次さん、長尾 真さん、小林龍生さん、村田 真さん、田丸健三郎さん。



会場を品川ガーデンテラスに移した懇親会では同業他社の若き戦友達との尽きない交流のあと、小林会長を囲んで恒例の集合写真撮影

2018-02-18

小林雅子 個展

小林雅子さんの個展「永遠の断片、そのための物語」は2月21日まで。会場は下北沢のギャラリー HANA。
下北沢駅は大改修工事中で、出口を見失ってしまった。



お気に入りの物語の世界観を、本を直接加工することで表現しました。
この本はページをめくってストーリーを追うことは出来ません。
でも、閉じ込めてしまった一瞬は、長い物語の時間全てなのです。
その大切な一瞬が失われてしまわないように、箱に収めました。
私のお気に入りの物語が、誰かの大切な物語でもあることを願って。
(小林さんのコメントより)



◆ 白鯨(メルヴィル)

2018-02-16

甲賀さんの本について話そう

銀座グラフィック・ギャラリーで3月17日まで開催されている「平野甲賀と晶文社展」のギャラリー・ツアーは鳥海修さんと日下潤一さんによる「甲賀さんの本について話そう」。お二人の個性溢れるコメントの連発で楽しツアーだった。スタートは一階のポスター展から。



鳥海さんが好きだという「以呂波にほ反と」はインクジェット・プリンターによる特色の多色刷り。コストがかっているなぁ。ここに展示されている作品全てが同様の手法によるそうだ。


ツアーは地下一階に降りる。展示されている本の中から日下さんが選んだ本の、そこに使われている文字や文字組みについての語りは尽きることが無く、予定の時間はとっくに過ぎていた。

ベロニカとの記憶

ブッカー賞を受賞したジュリアン・バーンズの小説「終わりの感覚」が原作。
始めから緊張をしいられるカットが積み重なり、それは最後まで続くが事件らしい事件は何も起こらない。「超」がつく地味なこの作品は、程度の差こそあれ誰もがもっている美化された青春時代の、思い出したくない出来事を描いた佳作。

現役を引退して小さな中古カメラ店を経営しているトニー(ジム・ブロードベント)の元に、突然、見知らぬ法律事務所から一通の手紙が届く。



トニーは別れた妻マーガレット(ハリエット・ウォルター)や出産直前の娘スージー(ミッシェル・ドッカリー)との現実生活の中で、突然届いた手紙によって学生時代の親友エイドリアン(ジョー・アルウィン)、初恋の相手ベロニカ(フレイア・メーバー)、その母セーラ(エミリー・モーティマー)達と過ごした時間を蘇らせる。



エイドリアンは在学中に自殺してしまう。



トニーを振り回すつかみ所の無いベロニカ。

2018-02-12

屋根葺銅板奉納

2015年10月12日に不審火により全焼してしまった地元の王子神社は再建が進み、近くのクリーニング店の隣に屋根葺銅板奉納の看板が立った。
この文字、誰が書いたのだろう。看板屋か、それとも神社の宮司か。

東京ミッドタウン日比谷

地下鉄・日比谷駅の横から日比谷シャンテ前まで東京ミッドタウン日比谷を抜けられるようになっていた。3月29日(木)全館オープンらしい。

ローズの秘密の頁

ローズ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)はアイルランド・ロスコモンの聖マラキ病院(精神病院)に40年以上収容されている。
第二次世界大戦勃発当時、アイルランドとイングランド、カトリックとプロテスタントの間でどのような反目があったのかが分からないと見ていて混乱する。
期待していた結末はトンダご都合主義でガッカリだった。



病院が取り壊されることになりローズの主治医・グリーン医師(エリック・バナ)が彼女の容態の再評価を行う過程でローズの過去が少しずつ見えてくる。



40年前のローズ(ルーニー・マーラ)は若い男を惹きつけて止まないが、人知れず一人の男と結ばれる。



ローズと結ばれたイギリス軍のパイロット・マイケル(ジャック・レイナー)はアイルランド共和軍に殺されてしまう。



ゴーント神父(テオ・ジェームズ)もローズに思いを寄せる一人だが、ローズに受け止めてもらうことができない。

2018-02-10

My Dear Pianist 〜チンさんと三人のピアニスト〜

チン(鈴木良雄)さんと三人のピアニストによるライブは新宿Pit Innで。
一つのステージで三人のジャズピアニストを聞き比べることができる珍しい企画は、もちろん楽しかった。



一人目のピアニストはジャズで括ることができないゴージャスな音のイサオ・ササキさん。
宇宙戦艦ヤマトを歌った「ささきいさお」とは別人。



チンさんに絡む二番手はGeneration Gapでチンさんと一緒に演奏していたハクエイ・キムさん。切れの良いピアノで若手No. 1の声も高い。



三人目は今や陰で巨匠と呼ばれている山本剛さん。ゴリゴリのジャズを聴かせてくれる。



出ずっぱりで三人のピアニストと丁々発止の御大、鈴木チン良雄さん。



最後は三人のピアニストによる連弾 vs チンさん。



最後まで会場を笑わせてくれた今夜の主役達。

スリービルボード

アメリカ・ミズーリ州の小さな街エビングで、七ヶ月前に幹線から外れた道路で一人の少女が焼死体で見つかる。少女はレイプされていた。少女の母ミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)は、進展しない捜査に業を煮やして、道路脇に建つ三枚の看板に警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)に対するメッセージを掲げる。



街の誰からも慕われ信頼されているウィロビーは、誰も知らないと思っているが、実は誰もが知っているという問題を抱えている。



看板にメッセージを掲載したお陰でミルドレッドは街中を敵に回し、ますます過激になって警察署に火を付ける。



ウィロビーの死後着任してきた署長に、差別主義を隠さないディクソン(サム・ロックウェル)は警察をクビになってしまう。
ディクソンとミルドレッドが同道するラストシーンは、沢山の含みをもっていて、上手な終わらせ方だ。

殺された娘の犯人捜し物語だと思ったが別の話だった。
脚本も好かったし配役も凄かった。一人として凡役がなくて映画としても面白かった。

2018-02-09

鮨処 大舷

ギャラリー・オカベの川口さんに教えられた銀座一丁目の寿司屋「大舷」で昼食。カウンターに掛けてニギリを頼んだら、六つ並べた丼にネタを並べていた大将が『握るのが面倒なので、適当な丼を作るから……。』面白い大将だ。チラシでもない、鉄火でもない大振りな刺身が載った丼は美味かった。
明日から連休になるので仕入れを調整したために、ニギリもチラシもネタが足らなくなってしまったのが本当のところらしい。

デトロイト

1967年7月、無許可のクラブ摘発がきっかけで発生した暴動のさなかに起こる、デトロイトでの人種差別を描いた作品。
暴動発生三日後、アルジェ・モーテルで銃声がしたとの通報に、狙撃手がいると大勢の警察官と州兵が駆けつける。



偶然モーテルに居合わせた若者達を狙撃手の容疑者として捕らえ、その場で病的なまでに執拗な尋問が始まる。
容疑者の中に二人の若い白人女性が混じっているところが人種差別の複雑さを思わせる。



スーパーマーケットの警備員ディスミュークス(ジョン・ボイエガ)は、その立場を利用して常軌を逸した警察官達の取り調べを冷静に見届けるが、彼も容疑者の一人として捕らえられてしまう。



人種差別主義者の白人警官クラウス(ウィル・ポールター)達の狂気じみた取り調べの過程で、三人の無実の黒人が殺されてしまうが、裁判で無罪になる。
ウィル・ポールター(右側)の演技が特に印象に残った。