明日(4月16日)までの会期となってしまった「高田 卓 彫刻展」はギャラリーオカベで開催されている。

岩絵の具で玉虫色に化粧を施された狼が玉虫色の吠え声をあげている先は玉虫色の満月か?
リアルな姿に彩色は珍しいのではないかと会場にいた作家の高田さんに伺うと、最近は彩色した彫刻が珍しくないと話しておられた。

ゴミ集積所でゴミ袋をつつくふてぶてしい烏の羽根は赤がね色。近寄って作品の表面をよく見ると鋳肌のように見えるがこれも乾漆製。

乾漆の表面は岩絵の具での彩色がしやすく、仕上がりもマットな調子になるのも好いそうだ。
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