2012-04-01

菱山 裕子 展

メタル・アート・ミュージアムに向かう途中で何度か沈丁花の香りが漂ってきた。例年よりも遅いのでは無かろうか。

美術館の重い鉄扉を押すと出迎えてくれたのが「花をまとう」。予期しない出迎えはインパクトがあった。入口から脅かしてくれた「菱山 裕子 展」は4月15日まで。

眼差しが艶めかしい「花をまとう」の頭部。

室内展示場の二階を独り占めしているのは「空飛ぶ男」。

「空飛ぶ男」頭部。

「おしゃべり - 女・男 -」

「都市生活者たち」は美術館の壁に掛けられている。類似点はないのに「カレーの市民」が浮かんできた。

屋外展示場の作品は昨日の強風雨でダメージを受けたそうで、菱山さんが補修の真っ最中だった。

土手の上で水仙の中に半身を覗かせているのは補修なった「水草たち」。

これらの作品は太い針金で作られた骨組みに、アルミニュウムの網を被せて造形されたもの。作っているときはとても楽しいとは菱山さんのコメント。

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