全米で高い視聴率を誇る財テクTV番組のスタジオを舞台に展開される金融サスペンス。
ジョディ・フォスターが監督というのも話題になっているが、丁寧に作られたサスペンス映画だった。映画としては面白かったが、投機とコンピューター技術のありように警鐘を鳴らしているように見えた。
スタジオ・ハイッジャック犯に人質され爆弾ベストを着せられる番組パーソナリティー・リー(ジョージ・クルーニー)は徐々に犯人の心情に寄り添うようになる。
番組ディレクター・パティ(ジュリア・ロバーツ)は興奮しがちな犯人をなだめながら、株価操作の真実に迫ってゆく。
放送中の番組スタジオをハイジャックし、全財産を失ったのは番組の裏に株価操作があると訴える犯人・カイル(ジャック・オコンネル)。犯罪者になり切れない優しさが見て取れた。
カイルがスタジオ・ジャックをしてまで視聴者に訴え、糾弾したことは何だったのだろう?
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