2022-02-25

さがす

岬の兄妹」を監督した片山慎三監督の最新作は、見ている者の倫理観を問うてくる、どのシーンも全く手抜きがない問題作。
『お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで』と言い残して姿を消した父親・原田智(佐藤二朗)。
残された娘の楓(伊東蒼)は父をさがし始めるが、警察でも『大人の失踪は結末が決まっている』と相手にもされない。
楓は父の日雇い現場を訪ねた時に出会った男・山内照巳(清水尋也)が指名手配中の連続殺人犯<名無し>であることに気づく。
父娘で卓球に興じるラストシーンが、計ったわけではないが数分間に感じたほどのワンカット・シーン、ここに片山監督の想いが詰まっている。

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