作品の中で主人公が何度もつぶやくセリフ「幸運には不運が、不運には幸運が、いつもドンデン返しでやってくる。」を聞いてスタンリー・キューブリックの「バリー・リンドン」と「人間万事塞翁が馬」が頭に浮かんだ。

チェコスロバキアが辿った厳しい歴史の一端を知ることもできる。
過去を回想するヤン・ジーチェ(オルドジフ・カイゼル)と若いヤン・ジーチェ(イヴァン・バルネフ)の対比が際立って見事だ。
ビールと豪華な食事を真ん中に置いておかしくも悲しく、日和りながらも逞しく時代に流されたヤン・ジーチェが最後にたどり着いたところは理想郷のように思えた(写真は同映画の公式サイトから拝借した)。
