今夜は上海万博の開幕式があるために、浦東地区は既に交通規制の準備が始まっている様子で浦東大路を往く車が少ない。
上海環球金融中心の展望台に上る。スカイウオーク100(100階展望台/474m)からの展望は想像したよりもズット高度があり、ジッと立ち止まっているとユックリとした揺れを感じる。
一番手前で最上部だけ写っているのは上海環球金融中心ができるまで一番高い展望台があった金茂ビルで、中央に見えるのが東宝明珠塔(テレビ塔)。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
上海環球金融中心の展望台に上る。スカイウオーク100(100階展望台/474m)からの展望は想像したよりもズット高度があり、ジッと立ち止まっているとユックリとした揺れを感じる。
一番手前で最上部だけ写っているのは上海環球金融中心ができるまで一番高い展望台があった金茂ビルで、中央に見えるのが東宝明珠塔(テレビ塔)。
北京北路を隔てて西湖飯店の真向かいに見落としてしまいそうな暗くて細い露地があるのでとにかく奥に進む。
路地の奧に建つこの赤煉瓦の建物が日本の活字発祥の歴史と深い関わりを持つ「上海美華書館」ゆかりの「旅滬広東富吉堂」だ。
旅滬広東富吉堂の一部は現在も使われていた。路地伝いに一番奥まで進むと戸が開いたままの部屋から美味そうな匂いが漂ってきた。のぞき込むと厨房になっている。
旅滬広東富吉堂の左手は現在の四川北路小学校のグラウンドになっているらしいが、実はここに「上海美華書館」の印刷工場が立っていたらしい。正面は旅滬広東富吉堂。
旅滬広東富吉堂探訪がスムーズに実現したのは前出の小宮山さんの著作に追うところが大きい。
二杯目のハバティーニに進む頃には外が暗くなってきた。
何時もお会いできるわけではない毛利さんに二杯目のハバティーニをお願いする。ステアーする手元をズット見ていたが流石の手際の良さには引き込まれるが、材料に何か特別なものを加えた様子もない。
カウンターに並ぶステアーグラスと金色のシェーカーは毛利さん専用。
たまには「豚角煮まん」や「カレー角煮まん」もいいが、続けて食べるならシンプルな「フカヒレ入り 肉まん」が飽きが来なくていい。
レベルを据え付けて測量士までいる。こりゃぁ本格的な工事だ。
ランウエイ西端の川側でパワーショベルがすくった土砂をダンプカーがランウエイ中央に撒いている。2台のダンプカーがピストン・ラッシュしている。
ダンプカーの運転席にいるのは田口教官。楽しんでいるように見えたがご本人には未確認。
2台のダンプカーがフル稼働してもランウエイは広い。盛り土も少しずつ、しかし確実に進んでゆく。このランウエイ全体を平坦にしてレベル出しする盛り土を業者に依頼したら、一体どのくらいの費用がかかるんだろう、想像できない。
こちらのパワーショベルを操るのは久野教官。ASK13の後部席に座っているときよりも厳しい表情をしているのは、田口教官同様楽しんでいるのを訓練生達に悟られないためか?
いつもランウエイの外に置かれたままのグレーダーが仕事をしているのを初めて見た。ナンバープレートのついていないRV車を運転しているのは高橋さん。
飛行訓練の日には見ることのないパワーショベルにダンプカー、レベルに多数のスコップや鍬など、どうやって調達したのかは聞かなかったがSAFはエライ飛行クラブだ。必要なことは何でも自力でやってしまうよう。
『空を飛ぶのに穴を掘る。』といってはSAFの皆さんに怒られそうだが、こうした土木作業も先輩と後輩の交流そのもので、若いメンバー達がそれぞれの持ち場をきちんとわきまえて動いているの、はたで見ていても気持ちのいい光景だった。
手摺りに埋め込まれた小さな花が丸鏡に映った空に浮かんで揺れている。
近づくまで自然の小花だと思っていたが針金で作られた作品だった。
小品展示コーナーの作品の一つは小花をモチーフにした人面。粘土と石膏で型に起こした西嶋さんがご自身の顔が土台になっている。
屋内に展示された作品「光と存在と -photon-」の可愛らしさが写真には写っていない。是非とも会場に足を運んで生の作品を見て欲しい。
「光と存在と -photon-」に近寄ってみると銅線を巻いた小花が連綿と繋がってできているのが分かる。
入り口に掲げられた高札風のお品書き。
入り口を入りさらに石段を数段下りると開け放しの玄関と鮮やかな赤い敷物の出迎えを受ける。
仲居さんの後について廊下を進む。
出入り口の板戸には孔雀が描かれている。印刷された襖紙が貼ってあるのかも知れないが水の音といい孔雀といい四畳半だなァ。一人でいるのは勿体ない気分になってくる。
床の間の向かい側に嵌められた障子は横にスライドする雪見障子付きで、外の庭が見えている。横式の雪見障子は今までに見たことがないなァ。
障子を引いてみるとなるほど床下にまで伸びている池があり、庭の上の方から落ち込んでいる水が川音のように聞こえていたわけだ。池には大きな日本ナマズが何匹か泳いでいたがいずれ食卓に上る運命なのだろうか。
ブーツを脱いでいるときに注文を聞かれた。法事の客や花見の客でたて込んでいるので、決まっているのなら伺っておくという。
建物の古さや風情を差し引いた「うな重」勝負なら、好みもあるだろうが玉家の「特上うな重」より竜ヶ崎「奈可川」の「上うな重」か栗橋「好多家」の「竹うな重」に軍配を上げたい。