メタル・アート・ミュージアムを出るときは既に午後2時を回っていた。この時間なら「い志ばし」も空いているだろう。
…と思いきや「い志ばし」の駐車場入り口で慌ててUターン、席が空くのを待つ人達が駐車場に溢れている。ならばと「い志ばし」のはす向かいにある「かどかわ」を覗いたが、こちらも駐車場が一杯。
「かどかわ」の駐車場でUターンして「い志ばし」の前を通り国道464号線をほんの少し宗吾霊堂方向に進むと右手に「うなぎ蒲焼き」の幟を立てた店があった。駐車場に乗り入れると看板と暖簾に「錦谷」とある。大きな店だ。

入り口左と奧に座敷席がある。メニューには「和食・川魚・そば」とありうなぎ専門ではなかった。

うなぎの焼き色はきれいで肉も軟らかいのだが、タレは砂糖のような甘さでコクや深みがない。ご飯は粒が立ちハラリとしていて、これは良し。肝吸いは粉末の出汁を使っているようで碗の底に澱が沈んでいる。付け合わせの小鉢は甘酢に小さな鰯(だと思う)の南蛮漬けが浮いている。うなぎの蒲焼きに南蛮漬けはミスマッチだろう。
うな重に南蛮漬けの小鉢とデザートは要らないな。

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